京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

梅雨明け

2008-07-20 22:44:38 | 季節のことば
とうとう日本列島は梅雨が明けました

        
        東京はもう5日前からず~と夏日。梅雨は明けた
        思っていました。
        向日葵だってこんなにノッポさんになっています


金色の大きな向日葵の花に見下ろされると真夏
子供の頃の夏休みを思い出す。ただ休みがうれしかったあの頃を。

        
        向日葵にひたむきの顔近づき来  石田波郷
        
        ヒマワリ:キク科北アメリカ原産
        別名の日車(きぐるま)という名が好き。英名はサンフラワー。


母の庭の朝顔たちが咲き始めました。
これは青い色が鮮やかな「ヘブンリーブルー」

        
        これも葉の形を見るとヘブンリーブルーらしい…。
        日本に染まった西洋朝顔ということかしら


曜白も色が混ざりましたねえ。去年はきっちり3色合ったのですが…

        
        暁の紺朝顔や星一つ  高浜虚子

        アサガオ:ヒルガオ科中国原産

        夏休みには必ず朝顔の観察をさせられましたっけ。
        懐かしい夏の始まり…暑さ苦手の私は一寸憂鬱


桃、いただきました♪

2008-07-19 23:48:39 | ちょっと立ち話
日本橋三越新館地下2階、買い物を済ませて帰ろうとしていると…

        
        11時30分から山梨の美味しい桃を配りますという
        アナウンスが。見れば「やまなし桃の日フェア」の
        コーナーが。時は今11時10分

        
        「もう並んでもいいんですか?」と聞くと、「どうぞ
        こちら」にと案内されて、先頭に。恥ずかしいという
        OTTOも引っ張り込む。だって、山梨の桃のPRなの
        だから美味しい桃をくれるに違いないもの。
        (わっ、私って、おばさんになってる

        
        一人2個づつ、200人に。山梨農連ヤルゥ~
        県知事さん(はじめの写真でマイクを持って挨拶をして
        いる男性です)から手渡しでいただいてしまいました。

        
        立派な桃です
        
        リンゴ娘が銀座で青森のリンゴを配ったとか、ミス八丈島が
        フリージアの花を道行く人に配ったというニュースをよく
        目にしますが、何かをもらえる場面に遭遇したことがない。
        初めて貰いましたよ~ 単純にうれしいナ

        駐車場が混むと思って、朝食もそこそこに早めに家を出た
        ので、OTTO曰く、「早起きは三文の得だね
                

暑中に涼あり

2008-07-18 23:10:47 | ちょっと立ち話
きょうも暑かったァ 午後一時雨さらに蒸し暑くなった一日でした

        
        午前中は山の上ホテルで清川妙先生の講座。
        Oさんが持ってきてくださった心づくしのお花。
        デルフィニウムのようですが…グリーンのボール状の
        花はなんでしょう。伺い損ねてしまいましたが
        なんと涼しげな色の取り合わせでしょうか

        
        帰りに人と待ち合わせ。ちょっと移動すると汗・汗

        カシスと桃の夏オリジナルティーを注文しました。
        カシスの酸味がすっきり

        
        京王線の改札口で大勢の職員が出て、団扇を配って
        いました。ホタルブクロの絵も涼しげな立派な団扇です。

        
            かけこみ乗車はやめましょう
             お出かけには心のゆとり
            夏季安全輸送推進運動実施中
               KEIO 京王

        と裏に書かれてあります。冷房を弱めるので各自
        団扇で扇ぎましょうというエコキャンペーンか
        と思ったのでしたが、内心安堵 それに残念ながら
        車内は混んでいて団扇が使える状況ではありませんでした。

        そういえば、ホテルの部屋は勿論クーラーが利いて
        いましたが、みんな次々部屋に入ってくるなり扇子を
        取り出してパタパタ、おばさんたちはみんな
        扇子を持ち歩いているんですねえ

        ちなみにわたしの扇子です。
        
        奈良絵の扇子で奈良団扇を作っている池田含香堂でしか
        作られていません。娘時代にお小遣いをはたいて買った
        1本目から今3本目。折り目に傷みが目立ち始めて…
        暑がりの私は一年中ハンドバックの中に入れています。
              

野の花ポテトプリント展

2008-07-17 23:26:01 | ギャラリー
ポテトプリントのポテトはまさにじゃが芋なんです。
じゃが芋に彫って版画のようにプリントします。
作家は中野チエ子さん、他にはポテトプリント作家を知りません。

           
           6月の末から展示していたのですが、なかなか
           行けなくてやっと駆けつけました。

        
        大きなものはベッドカバー、テーブルセンター…
        ハンカチやシャツや小さなコースターなど、何にでも
        プリント。優しい野の花ばかり。
     
        今回初めて作ってみたという豆本気に入りました。
        5.2x6.7 厚さ1.1 の可愛い本です。


本の中はプチデザインがいっぱい。13ページの中野チエ子ワールド。


春の高原のおウチから始まってクリスマスツリーで終わるメルヘンチックな
世界が流れてきます。いったいいくつのパーツを彫ったのでしょう。
楽しんで彫って楽しんでぺたぺたとプリントしたに違いありません。
だって、とっても楽しい見飽きない本なんですから。

          
          今、我が家の壁にかかっている額は中野さんの
          ハーブのポテトプリントです。
          繊細で緻密で素朴、心安らぐ一枚です。


IMO-TO ・はがき絵展―梅雨

2008-07-16 22:53:28 | ギャラリー
IMO-TOから送られてきた梅雨のはがき絵です。
そろそろ梅雨が明けそうなのでいまのうちにご披露

         
         今年の梅雨のメインキャラクターはカタツムリ
         雨を楽しむカタツムリをカラフルに。

  
 去年の蛙が名残り惜しげに今年も登場  同じシチュエイションでカタツムリが。


  
 どう?アートな我が家は       葉っぱもカタツムリもランランラン

梅雨明けや深き木の香も日の匂  林 翔

IMO-TO は只今暑中見舞い用の蓮の花を習作中だそうです。
(早く完成させないと間に合わないよ
 

古賀音(こがね)だんご

2008-07-15 22:55:34 | ちょっと立ち話
お客様のオモタセです

        
        ふるや古賀音庵というお店で古賀政男さんが名づけたと聞いています。
        本店は幡ヶ谷と言うマイナーな駅で下車、
        我が家が利用する私鉄の沿線です。
        (友人は日本橋の三越で求めて来ました)

        
        箱を開けると、ゴマびっしり詰まっている。
        黒ゴマと和三盆を調整したものだそうです。

        
        探ると串団子が出てきます。
        団子よりゴマの方が量が多い
        残ったゴマはお料理用としてもご利用いただけます、と書かれてあります。

        
        ゴマはしっとりしていて、甘さも上品、何より体に
        いいですよね。他にみたらしと大納言がありますが、
        なんと言ってもこのゴマが圧巻。

        ただし古賀音だんごは1日しか持ちません。不便だと
        叱られることもあるけれど、本物が持つ美味しさは
        本来1日限りのはかなさにあるというこだわりなの
        だそうです。

        渋谷のフードショーにも小さな売り場があるので、
        私も時々買ってくるお気に入りです  


手作りランチ

2008-07-14 22:28:19 | ちょっと立ち話
きのうに増して今日の暑いこと
お出かけを中止。クーラーつけて籠もっていました。

        
        暑さは苦手です。仕事は仕方ないけど、私用では
        出かけたくないシーズンが来てしまいました。
        買い物に出るのもイヤだったので、家にある材料で
        冷たいじゃが芋のスープ・ビシソワーズを作りました

        
        冷たく冷やしておいて…上手くいきましたよ~

        
        先日母の所で焼いてきたピザ。直径10㎝くらいの
        お一人様サイズに焼いておきます。
        これはきのこのピザ。

        
        こちらは野菜とベーコンのピザ。

        一人で優雅にゆっくりランチ。誰か誘えばよかったなァ
        

お墓参り

2008-07-13 21:59:58 | 季節のことば
きのうがお盆の入り、お墓にお参りしてきました。

          
          お花は私が用意して行きます。いつもならお花屋さんで
          1本づつセレクトするのに、時間がなくてまとめてある
          仏花を何束か買いました。この暑さではお花も持たないし
          ついつい菊に

お墓参りの後は買い物がてら成城に出てランチをしました。
あなた達の食べたいものでいいわよ、と言いつつ、母はこの前の
アノ店はどお?とおっしゃる。成城学園駅上のコルティ成城の中の
「シェ・松尾」のことです。


パン皿。何も乗ってなくても美味しそう  パン。一つはトマトパンでした。

          
          私が注文したのは生ハムのサラダランチ
          生ハムの壁の中に色んな葉っぱがギュッと
          詰まっていました。


ワンプレートランチ              ハンバーグ(の一部))
母は前回このハンバーグが美味しかったのでもう一度食べたかったんですって。
なあんだ、はじめから「シェ松尾」に行きたかったんじゃない。で、そのハンバーグに
飾られていた色鮮やかな…何ィ? 母と私で一枚づつ食べてみた。
私がダイコンだと言うと、母がダイコンにしては硬いという。

調べてみましたよ 「紅芯大根」でした。
中国野菜で、聖護院大根のように丸い大根、中が紅くて皮は緑、
甘味が強くて食感がパリッとしていると、ぴったりじゃない

今度パーティに絶対使おう

          
          お父さんみんな元気で仲良くやってますよ。


藪萱草(やぶかんぞう)

2008-07-12 22:07:16 | 季節のことば
萱草の「萱」は「忘れる」という意味。別名を「忘れ草」といいます。

        
        ヤブカンゾウ:ユリ科中国原産
        すでに有史以前に日本に渡ってきていたと言われています。
        春の若芽はおひたしにすると美味しいし、蕾も花も
        食べられるそうです。

        
        万葉時代には忘れ草といわれ、身に付けると辛い思いが
        忘れられるとされていた。

      忘れ草 わが紐に付く 香具山の古りにし里を忘れむがため  大伴旅人
       (忘れ草を着物の紐に付けました。香具山のふもとの故郷を想う
        気持ちを忘れられるかと)
        大宰府で長官だった旅人がふるさと飛鳥への望郷の念を詠んだ歌。

        
        忘れられると言うから紐に付けたのに…       
       忘れ草わが下紐に付けたれど 醜(しこ)の醜草 言(こと)にしありけり
        (憎たらしいダメな草だ、言われていることと違うじゃないか
        効き目がないと怒っているのは旅人の息子の家持(やかもち)です。
        
        
        万葉時代にはいたるところにヤブカンゾウが咲いていて、
        身近な花だったのですね。

        蛇足ヤブカンゾウを身に付けなくても忘却力が
            年毎にしっかりと身に付いています


        
        昨日、山の上ホテルでの万葉集講座の帰り、明治大学の
        横通りで出会いました。何の木?花をいっぱい付けて。

        
        何年もこの道を歩いているのにこんな花盛りに会ったのは
        初めて。初めて気が付いたというべきでしょうか。
        
        ハゼノキのようです。ウルシ科日本、東アジア原産。
        実から木蝋を採ったので別名ロウノキ。
        英名もずばりワックスツリーですって。

        
        ビル風にあおられて、ぱらぱらと花屑をこぼしていました。
        おが屑のような花屑が地面を覆い、塀や壁の根本にうず
        高く吹き貯まっていました。

       「小さい秋見つけた」(サトーハチロー作詞)
          :
        むかしむかしの風見の鶏の 
        ぼやけたトサカにハゼの葉ひとつ
        ハゼの葉赤くて入日色
        小さい秋小さい秋小さい秋見つけた

        秋に葉が入日色になったら判明することでしょう。
                

谷中(やなか)ミニ散歩

2008-07-11 22:23:48 | ギャラリー
谷中の「カフェ・コパン」に佐竹茉莉子さんの写真展「猫がよこぎる町」を
見に行って来ました。

           
          佐竹さんは『道ばた猫ものがたり』という写真集
          を出しているくらいの猫好き

          町の中の何気ない猫たちや気取りない草花が切り
          取られていて、ほのぼのとした温かい写真です。

        
        写真を眺めた後は、美味しいお茶とケーキ。くつろぎながら
        鑑賞できるのはいいものです。
        猫は私もこの頃よく写真を撮ります。猫好きというほどでは
        ないのですが、ついカメラを向けてしまうようないろんな
        面白いポーズを見せてくれるので、被写体として楽しい。

        
        地下鉄「根津」駅から、案内状の地図を頼りにカフェへ。
        ここ谷中は下町、古きよき町の香りがそこここにに漂って
        キョロキョロ、ウロウロ。

        
        玄関前にも塀代わりの草木や花がずら~り。

        
        番犬だって休み時間には休むんだワン
        どうせ犬には興味ないんでしょ

        
        世の中、モデルは犬と猫ばかりじゃないわよ
        看板豚だっていますのよ buu

        
        ちょっと横道に入ると、八百屋さんや肉屋さんや魚屋さんが
        軒を並べる商店街。買い物籠を下げて一軒づつ買い物をする
        昔ながらの光景。お店を覗きながらぶらぶらしたら楽しそう
        知らない町を歩くのは面白い。谷中のような懐かしい町景色
        はホッとさせられる。短い距離だったけれど得した気分でした。

        
        本日の我が家のご近所ノラたち。巨頭会談中でありました。