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京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

鬼も十八 番茶も出花

2008-07-01 23:43:39 | ちょっと立ち話
おとといUPしたアメリカオニアザミが花盛り。よく見ればきれいな花です。


        
        怖い鬼も18歳のお年頃には美しくなるし、安い番茶も
        淹れたては美味しいものだ。と言うことわざ。
        
        鬼アザミだって花の盛りはホントに美しいものです。

        
        似たようなことわざに「薊の花も一盛り」と言うのが
        あるそうです。
        とげのある薊(あざみ)でさえも花の咲く美しい時期が
        あるもの、という意味だそうです。まさに

        
        アザミはキク科だけれど菊の花のような舌状花がなく
        管状花だけ。雄しべや雌しべが管の中から突き出ている。
        精巧な細工に改めて感心する

        
        コンクリートの塀より高くなっている。月極駐車場なので
        下はアスファルト。土ほこりが塀際に貯まったところに
        根を張った。これで1本。すごい生命力

        
        もともとアザミは嫌いな花ではない。草深い野にひっそりと
        咲く風情が郷愁を誘う。
        渋い藤紫だったり、艶な紅紫だったり、可憐なピンクだったり、
        白粉ハケを思わせる花姿は優雅でしなやかである。
        手を触れずに眺めてめでる類の花なのかも知れない