行きすぎて金木犀は風の花 木村敏男
湿り気を含んだ微かな夜風が甘い香を運んできた。
「あッ、金木犀」
まず匂いに気づくのが金木犀の花、それも突然に
ルピナスさんが、金木犀が咲いたと知らせてくれました。
ほんとに、街中に甘い香が漂いはじめていました。
街を歩くのが楽しくなる
こんなにたくさんの金木犀の木があったんだあ
金木犀ふりむく季節来てをりぬ 森川光郎
十字のこんな小さな花のどこに
こんなに強い香を秘めているのだろう
モクセイ科・中国原産
5-6日もすると、オレンジ色のシャワー
地面に散り敷いてオレンジ色のじゅうたんとなる。
心まちし木犀の匂ひが十月の 或る夜かすかに漂ひそめつ 河野愛子
秋が来ました。
湿り気を含んだ微かな夜風が甘い香を運んできた。
「あッ、金木犀」
まず匂いに気づくのが金木犀の花、それも突然に
ルピナスさんが、金木犀が咲いたと知らせてくれました。
ほんとに、街中に甘い香が漂いはじめていました。
街を歩くのが楽しくなる
こんなにたくさんの金木犀の木があったんだあ
金木犀ふりむく季節来てをりぬ 森川光郎
十字のこんな小さな花のどこに
こんなに強い香を秘めているのだろう
モクセイ科・中国原産
5-6日もすると、オレンジ色のシャワー
地面に散り敷いてオレンジ色のじゅうたんとなる。
心まちし木犀の匂ひが十月の 或る夜かすかに漂ひそめつ 河野愛子
秋が来ました。