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京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

小江戸・佐原

2009-01-08 22:08:10 | 小さな旅
佐原(さわら)は千葉県北東部、利根川を挟んで茨城県と接する所です。
江戸時代には利根川流域の交通・経済・文化の中心地でした。

        
        「お江戸見たけりゃ佐原にござれ 佐原本町江戸まさり」
        と囃されたほど、栄えた街で、歴史的建造物がたくさん
        残っています。


中でも、伊能忠敬の旧宅のある小野川沿いは町並みを保存・再現し、
まさに江戸の雰囲気そのままです。

        
        時代劇のセットかと見まがう町並み。
        ここは伊納忠敬旧宅前、船着場になっていて、今でも
        船に乗れるようです。


鮮魚・佃煮の看板がかかっていましたが、鮮魚は扱っていないようです。
右側部分は同じ店の割烹料理屋。入ってみたい感じが…。

        
        明治13年に建てられた正文堂という本屋さんです。
        真ん中に昇り竜と下り竜の飾り額が掲げられています。
        三重の防火扉の付いた蔵造り。


橋の名も「忠敬橋」

        
        伊納忠敬の本家の子孫の方が家の一部で
        コーヒー店を開いています。中が見たくて入りました。
        看板によるとコーヒーにこだわっているようでしたが、
        メニューを見たらお汁粉が食べたくなってコーヒーに
        未練を残しつつお汁粉を注文してしまいました。


佐原が生んだ世界に誇る偉人である伊能忠敬の記念館
勿論じっくり見てきました。

            
            伊能忠敬の記念館の裏庭から。
            5時を過ぎたばかりの薄暮の空に、十一夜の月が
            明るく輝いていました。

佐原の町がこんなに輝かしい歴史を持つ、またこんなに良く歴史を
  残している町だとは知りませんでした。
  アヤメの咲く頃がまたいいのだそうです。今度はアヤメの時期にゆっくりと
  歩いてみたいと思ったことでした。