京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

源氏物語原画展

2008-11-07 22:36:22 | ギャラリー
イラストレーター・おのでらえいこさんの「源氏物語原画展」に行ってきました。

            
            案内のはがきは紅葉の賀宴。
            「青海波」を踊る18歳の光源氏。

         
         2005年12月に小学館から出版された
         「源氏物語」の原画。折しも今年は源氏物語千年紀、
         注目を浴びる作品展です。

本の中からいくつかの絵を選んでみました。

     
     後、源氏が引き取って妻とする紫の上。
     北山での因縁の出会いの場面。

               
               夕顔の娘の玉鬘。
               夕顔へ罪滅ぼしから引き取ったものの夕顔に
               似てくる面ざし、振る舞いにすんでのところで
               養父としての愛を越えるところでした。

 
 紅葉の賀宴。楽人を乗せた船がニ艘。
 ここで輝くばかりの源氏が舞をまうシーン。

                
                自ら須磨へ下った源氏を迎え入れた明石の入道。
                彼は娘・明石の君を源氏に託した。

本の中の絵もとても美しかったのですが、原画を見て全然違う輝きにびっくり
水彩ですから、微妙な色や重なり具合やにじみなど、原画の柔らかな感じは
印刷では出せません。
やさしい幻想の世界でうっとりと優雅な時間を過ごしてきました。

いつもの通り、心が満たされたので、胃袋も

 サザンタワー20F チャイナグリル「シェンロン」で。