京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

箱根土産

2008-04-05 23:11:43 | 小さな旅
箱根湯元の「ちもと」の和菓子、箱根に行くと必ず買ってきます。

        
        「湯餅(ゆもち)」
        ふわふわのお餅。中にころころの羊羹が2~3粒。
        横を流れる早川の岩を表しているのだとか。
                
        
        温泉の湯上りのすべすべ肌を思わせるので湯餅と
        名づけられたそうです。

        
        同じ「ちもと」の「八里(はちり)という鈴の形を
        した最中です。それぞれ紐が付いて、3個一緒に
        結わえてあります。

        
        旅人が、箱根八里の難所を越えるときに身につけた
        鈴をかたどった最中だそうです。

        鈴と言えば思い出すのが、江戸時代の医者で国学者
        でもある本居宣長(もとおりのりなが)。古事記や
        源氏物語の研究をしました。松坂の自宅の書斎を
        鈴屋と名づけ、研究に疲れると鈴を振って疲れを
        癒したとか。駅鈴などの鈴を収集していました。
        宣長遺愛の鈴が記念館にちゃんと残されているそうです。

        箱根の鈴は振らずとも食べれば疲れが取れます