遠い日がまっすぐに立つみやこわすれ 北川邦陽
駅へ向かう道の途中、大谷石の塀ぎわのほんの少しの土に、
必死に咲き続ける一群れの都忘れ、毎日のように「健気だね」と
ささやきかけ、見守っているのです。
因幡晃作詞作曲の「都忘れ」という歌があります。
札幌でコンサートに行って、感激大好きになりました。
・
・
都忘れの花が咲く 悲しい女の涙で咲く
憎んでいないわ 貴方のことは
ただ傷つくのが 恐かったの
生きてゆけるわ 一人だけでも
もう終わったの 浅い夢は
(どうも失恋の歌が、私はお好みらしい。
しかも、自分で幕をひいて、決然と恋を捨てる潔い女ばかり
自分には出来ないことだからなのかも…)
因幡晃さんの独特の高いあの声で歌うとせつなく、ジーンとくるのです
都忘れは江戸時代に、ミヤマヨメナを園芸種に改良したもの。
鎌倉時代の順徳上皇が佐渡に流された時、この花を見て、
慰められ、都を恋しく思う気持を忘れたという名の由来は
真実ではなさそうだ
この頃はピンクの都忘れもあって、かわいいけれど、
やっぱり紫色のほうが、名前にふさわしい。
久々に因幡晃のテープを聞いて、札幌を想った。
梅雨のない札幌はアカシアの甘い香りに包まれて、今頃が
一番いい季節です。
駅へ向かう道の途中、大谷石の塀ぎわのほんの少しの土に、
必死に咲き続ける一群れの都忘れ、毎日のように「健気だね」と
ささやきかけ、見守っているのです。
因幡晃作詞作曲の「都忘れ」という歌があります。
札幌でコンサートに行って、感激大好きになりました。
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都忘れの花が咲く 悲しい女の涙で咲く
憎んでいないわ 貴方のことは
ただ傷つくのが 恐かったの
生きてゆけるわ 一人だけでも
もう終わったの 浅い夢は
(どうも失恋の歌が、私はお好みらしい。
しかも、自分で幕をひいて、決然と恋を捨てる潔い女ばかり
自分には出来ないことだからなのかも…)
因幡晃さんの独特の高いあの声で歌うとせつなく、ジーンとくるのです
都忘れは江戸時代に、ミヤマヨメナを園芸種に改良したもの。
鎌倉時代の順徳上皇が佐渡に流された時、この花を見て、
慰められ、都を恋しく思う気持を忘れたという名の由来は
真実ではなさそうだ
この頃はピンクの都忘れもあって、かわいいけれど、
やっぱり紫色のほうが、名前にふさわしい。
久々に因幡晃のテープを聞いて、札幌を想った。
梅雨のない札幌はアカシアの甘い香りに包まれて、今頃が
一番いい季節です。