小さな世界

先日いただいた多肉植物の寄せ植え。
小さな世界に小道があって切り株があって、ウサギや鳥が遊んでいます。
葉っぱの形や色合いがそれぞれ微妙に違って、
見れば見るほどメルヘンの世界に引き込まれます。

雪

去年は何度も雪が積もりましたっけ。
雪らしい雪は、今シーズン初です。
道路にこそ積もりませんでしたが、
うっすらと雪化粧した景色は仄明るくてロマンチックです。

それにしても、寒い！！！

なんだか変？

コンクール課題曲に指定された楽譜なのに、
アーティキュレーション(強弱などの表現表示など)の指示が納得いきません。
楽譜は作曲家が後世へ自分の考えを伝えるために書いた手紙のようなものなのに、
本当にこれは作曲家本人が書いたの？？？？と思う箇所が多数。
調べてみると、出版社によって違っていて、その信憑性はいずこ。
つまり、書かれたことをうのみにせずに色々調べて勉強しなさいということです。
生徒はまだチビちゃんですから望むわけにはいかず、
つまりは指導する私がもっと勉強しなければ！

入会希望

ピアノ教室にお問合せ・入会希望のご連絡があった時には、
必ず一度教室へ足を運んでいただき、実際にお会いしてお話をお伺いすることにしています。

誰でもそれぞれに、こういうレッスンが受けたいとか、
こういう事が心配＆悩みで…とか、ご事情があるものです。
そういったことに、私がお応えしていけるかどうか。
逆になんだか教室や先生の雰囲気がイメージとは違うみたい。。。とお感じになる場合もあるはず。
(人と人ですから、相性の良し悪しは致し方ないこと。)
お月謝やレッスン時間、お家での楽器の問題も正直にご相談いただけたらと思っています。

お互いのイメージや考えをすり合わせるのは、スタート地点ではとても大事です。
その上で、これから始まるレッスンに夢や希望をお互いが描けたらGOサインのしるし。

今日ご面会したNさん(大人の女性です)、
来月よりレッスンを始めることになりました。
もう1年以上も前から私の教室のことが気になってたそうです。
(うれしいです、ありがとうございます！)
来週初めにも、ご面会のお約束が入っています。(こちらは小さな女の子)

出会いがあるって嬉しいです。
どの生徒も小さなご縁から始まりましたが、日々大きく育っています。
楽しみが育つ…ありがたいことです。

街の空気

先日の神戸でも街の薫りをクンクン。
今日は世田谷でクンクン。
こういうものは我が家の近所では売られていないね～、と感心してみたり。
そんな空気に当てられて、帰りがけに思わず帽子を買ってしまいました。

思春期～特別な時間

今の子供達を見ているとは、なんて忙しいんだろうと思います。
勉強に関係ないことに取り組める時期は本当に限られていて、
すぐに塾や学校の勉強そして部活が生活の中心になる年齢がやってきます。
時間を気にせず友人と遊んだりおしゃべりしたり、
趣味や興味のあることに没頭したり…そんな宝物のような時の過ごし方は、
日々追われてしまうほどに難しくなるというのが痛いほどわかります。

そんな閉塞感を感じているのではないかしらと、
最近気になっていた中学生Mちゃんのお母様とお話しする時間をいただきました。

やっぱりMちゃんもピアノを練習する時間もままならない状況。
けれどピアノは好き、上達もしたい、
基礎がまだ身についていないのはわかっているけれど、
じっくり取り組む時間はないし。。。
そんな状況からどうやって抜け出していいのか、
中学生ですもの、まだわからなくて当然かもしれません。

中学生といえば映画でも小説でも、身の回りのすべてがドラマチックで輝いて見える年頃。
ですからせっかく弾けるようになったピアノで、閉塞感だけを感じているなんてもったいない！
きらめく星のように、たくさんの素敵な曲があるのです。
ショパンもディズニーも、はやっているポップスも、
心の琴線を振るわせてくれる作品に自分の指で触れる楽しみを伝えなくては…と思います。

Mちゃんの様子をうかがって、すぐにでも心の状況を変えてあげなければと感じました。
毎日の生活の中ではほんの限られたピアノの時間で、没頭するなんて夢のまた夢かもしれません。
短い時間だからこそ、宝石のようにきらめいて欲しい。
思春期という特別の時期だからこそ、心を育てパワーをくれる曲にであって欲しい。
痛切に思います。

ステップのアドバイザー

明石海峡大橋本州側のたもとです。
舞子の海は穏やかで、空は青く広がっています。
写真はホテルの窓から見えた景色です。
いつかはあの橋を車で渡ってみたい！と思わずにはいられません。

こんな素敵な地にあるリゾートホテルのホールで、
ステップのアドバイザーを務めさせていただきました。
沢山の方々の演奏を丸一日聴いているわけですが、
素晴らしい演奏の数々に感激して、長い一日があっという間に感じられました。
参加者の方々の一生懸命の演奏に、私も指導者としてもっと真摯に学ばなければと、
沢山の刺激を受けました。
お世話になりましたみなさま、どうもありがとうございました。

散歩～神戸にて

街の香りを感じつつ、神戸の街をそぞろ歩き。
日暮れに差し掛かるまでのほんの数時間でしたが、
異国情緒あふれるエッセンスに胸がときめきます。

大人のピアノ発表会

大人のピアノ発表会「Variations」の次回日程が決まりました。
といっても2016年春のお話。まだまだ先ですが。
次回は桜吹雪舞い散る2016年4月10日(日)に、いつもの通り川越氷川会館で行います。

美味しいお料理に舌鼓を打ち、お酒も楽しみつつ、
みんなで順番に真っ白なグランドピアノを弾く発表会も、
次回で9回目を迎えることになります。
この日を楽しみに、1年も前から曲の練習に取り掛かる方も大勢いらっしゃいます。
発表会当日は、ちょっとおしゃれをして、
上手に弾けても笑顔・弾けなくても笑顔。
人生をより楽しむ会ですから、楽しめた人が勝ちです。笑

生徒のみなさんにお伝えしたら、
それぞれに次はこうしたいというビジョンが見えてきました。
ウキウキしますね。

半年ぶり

半年ぶりにSさんがレッスンへいらっしゃいました。
腰の痛みを感じていらっしゃったご主人が秋に手術され、
めでたく痛みはすっかり完治なさったとか。
これで夫婦で旅行にも行けそうですと嬉しそうなご様子です。
レッスンではごくごくシンプルな曲で、
心ゆくまで連弾を楽しみました。
Sさんはしみじみと、
「歳をとるっていいですね～。
同じことをしても若いころとは感動が違いますもん。」
と話してくださいました。
もう10年以上もレッスンに通われているSさんのお顔を久々に見て、
やっと役者がそろった！ように心が明るくなりました。笑

通り過ぎてみて分かったとおっしゃる、Sさんの今日の格言
「人生60歳代が一番面白い！」