分かるということ

レッスンで生徒にいろいろな話をするときに、
その内容が分かっているのかいないのか、じっくりと観察します。
大抵は易しい内容ではないので、本気で聞く気がないと分かりません。
(でも、嬉しいことに子供たちはみんな
「子どもにはわからないくらいの、本質的で奥の深い話」が大好きなのです。笑)

話が分かると、挑戦してみようとするのが人間の本能。
レッスンの中ではみんながさっそく試行錯誤を始めます。
でも一番大事なことは、家の練習でも試行錯誤できるかということ。
帰る生徒たちを、心の中で「ガンバレ！！！」と見送ります。

晩夏の温泉

朝晩の涼やかな風に誘われて、日帰り温泉の予定を組みました。
なのに今日はまたしても猛暑がぶり返し…。

強い日差しを木陰から眺める露天風呂って、いいものですね。
真っ青な夏空、音もなく飛ぶ白い飛行機。
セミの抜け殻にしおからトンボ。
気温は高いはずなのに、
温泉で火照った体には吹き抜ける風が何とも気持ちいいのです。

声色ならぬ

小さい子を前にして、
声色を使い分けながら話したり絵本を読んだりするのは、当たり前の光景。
だからでしょうか。
小さい子供は、みんな当たり前のように曲調やストーリーに合わせ、
歌を歌うようにピアノの音色を弾き分けます。
手の形も指の形も、そんなものは後からでも整います。
真っ先に必要な栄養は、心の赴くままに音色で遊ぶこと！

小さな生徒たちとのおしゃべりに、いつまでも飽きることのない連弾。
子どもたちの多彩な音色に、私の方がいつも夢中にさせられてしまいます。

あと数日です

お盆のお休みも終わって、レッスンはそろそろ日常を取り戻しつつあります。
でも生徒たちはなんだかそわそわ。
夏休みの宿題のまとめも、やり残した夏の遊びも沢山あって、
まだ日常とはいかない様子。
泣いても笑ってもあと数日の夏休みです。

何の実？

庭の木に赤い実がなっています。
果物のような、木のみのような…？
なんとびっくり、椿の実です。

天高く

空の高みに浮かぶ雲は、秋の気配になりました。
鳴く虫の音も秋を告げています。

鶴ヶ島市の公民館で行われている「わかば大学講座」のピンチヒッターで、
ピアノを弾きに出かけました。
歌う受講生のみなさんの美声は志の高さを映して、
たった数回の講座とは思えない上手さです。

夏の終わり

夏の終わりの線香花火。
勢いよく火花が散るのも美しいのですが、
消えてしまう瞬間をじっと見つめるひと時が、
何ともいえず好きなのです。

また、じゃれてじゃれて

昨夜は久々に3人が揃いました、小5・6・中1の男子3人組み。
幼稚園の子供たちも、まるで動物園のようにじゃれあいますが、
この男の子たちにとってもスキンシップはどうやら大切らしく、
口では大人びたことを言い合っていても、
肩を組んだり蹴りあったりなぐり合ったりして(あくまでソフト。笑)
お互いに愛情確認…。

今日のソルフェージュは、
私も含め4人で四声体のコラールを歌うこと。
声変わり中の男子には実はかなり難しい課題なのですが、
3人はあーだこーだと言いながらパートを割り振り、真剣に歌い始めました。

その後はシベリウス作曲の「フィンランディア」をCD鑑賞。
曲の途中に出てきたコラールに気づき、
何か知ってる気がする？最近どっかで聴いたな！と。
Ans.これはさっきみんなで歌ったコラールです。

そして本日のしめ。
音程トランプによるババ抜き一発勝負。
4人で燃えました！

じゃれてじゃれて

6月より始まった幼稚園生ばかりのチビちゃんレッスンも、3ヶ月が経ちました。
始めはレッスンと言っても何をするの？？？と集まった子供たちは、
歌うどころか音を聞く集中力も話を聞く集中力もなく、
勝手気ままに走ったり寝そべったりピアノを鳴らしたりしていました。
それが、たった1・2回聞いただけで歌を覚えて楽しく歌うことや、
音階の仕組みやピアノを指番号で弾くことを覚え始めました！！

2週間にいっぺんのグループレッスンなので、今日でまだ6回目。
それなのに確実に音楽をつかむ力が芽生えてきています。
刺激を与えることで、驚くような成長を見せる年齢です。

今日のレッスンでは尻尾をなくしてしまったネズミの歌で大喜び。
CDもまさに全身を耳にして聴きました。
メリーさんの羊をピアノで弾くことにもチャレンジ。
大喜びの子供たちはまるで子犬のようにじゃれまわって、すぐに汗だく。
目を輝かせて夢中の45分です。

本屋さんへGo

新しくできた噂の本屋さんへ、昨夜行ってきました。
沢山の本と心躍る雑貨達、立ち読みならぬ座り読みができるソファーもあり、
併設のカフェで飲み物を楽しみながら本を選ぶことも可能という夢のような空間。
入り浸ってしまいそうです。