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藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
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藤井祥子ピアノスタジオには、確実に上達できる喜びがあります 

『楽しい!』『練習したくなる!』そう思っていただけるわかりやすい指導を心がけています。一人ひとりペースに合わせ、生徒さんと一緒に音楽を楽しんでいます。 【ピアノレッスン】ピアノの楽しさをとことんお伝えいたします!年齢問わずスムーズで音楽的な演奏ができるよう、レッスンしています。お子様のレッスンは、親御様と一緒に心の成長を大切に見守りながら、自信と自己肯定感を育てていきます。合唱伴奏・ピアノコンクール・進学など、ご相談ください。大人のレッスンは、初心者・経験者ともじっくり取り組みたい方が多数通われています。 【バイオリンレッスン】憧れのバイオリン、自然に身につくまで丁寧にお教えしています。東京芸大卒業後ドイツにて学んだ先生による、分かりやすく楽しいレッスンです。初心者・経験者とも歓迎いたします! お問合せTel.090-2301-4587まで。レッスン詳細は藤井祥子ピアノスタジオHPをご覧ください。

暗譜も力

2012年03月01日 | ピアノレッスン
発表会が終わってはや2か月半。
あの時の大変さも少し過去のことになってきました。

「大変さ」と一言で言ってもその中身は、
プログラム製作や会進行の打ち合わせ、数々の手配など運営に関することもありますし、
どう教えてあげたら上手にひけるか、はたまた発表会までに仕上がるのかしらという指導に関することもあります。

運営上のことは、無理をしてでもなんでもこなしていけばいいだけですから、
これは大したことではありません。
指導のこと、本当に「大変」なのはこちらです。

中でも発表会が近づくにつれ身につまされるのが、
日ごろちゃんと「教えきれていなかった」、言い換えれば「軽く見ていた」ことの数々。
こればかりは生徒ががんばったからと言ってすぐに身につくことではなく、
これができていないばっかりに、一生懸命練習してもなんだか曲がカッコ良くない…
なんてことになるのです。
これはつまり、先生の責任だなぁと私は感じています。
みんな上手にカッコよく弾きたいだろうに、心の中でごめんなさい!と。

そんな反省点がわんさか出てくるのが発表会だと、実は思っているのです。
(華やかで楽しいだけならどんなにいいかと思いますが。笑)
その数々の反省を次に向けて少しでも克服するべく、
最近少しずつ手を付け始めています。

その一つが暗譜力。
最終的に覚えられれば良いのではなく、
音楽を歌として写真でとるように記憶したり、
ちょっと難しく言えば、空間と時間の芸術として把握したり。
無理なくあっという間にとりあえず暗譜できると、
そこから先にある音楽の想像力がもっと自由になるのです。

暗譜をレッスンで取り入れてみて、
やっぱりこれにも得手不得手があるのだなぁと感じます。
適切な補助がないと暗譜が混乱する生徒には、
そのための指導が必要なのだと教えられます。
『千里の道も一歩から』
先日、そんなことを口走った生徒がいましたっけ。笑