藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
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藤井祥子ピアノスタジオには、確実に上達できる喜びがあります 

『楽しい!』『練習したくなる!』のはとにかくわかりやすい指導だから。一人ひとりの成長に徹底的に寄り添って、生徒さんと一緒に音楽を楽しんでいます。 【ピアノレッスン】ピアノの楽しさをとことんお伝えします!年齢問わず、スムーズで音楽的な演奏ができるよう、工夫の詰まった指導です。お子様のレッスンは、心の成長を大切に見守りながら、自信と自己肯定感を育てます。合唱伴奏・ピアノコンクール・進学、全てお引き受けします。大人のレッスンは、初心者・経験者ともじっくり取り組みたい方が多数通われています。 【バイオリンレッスン】憧れのバイオリンだからこそ、身につくまで丁寧にお教えしています。東京芸大卒業後ドイツにて学んだ先生による、分かりやすく楽しいレッスンです。初心者も大歓迎! お問合せTel.090-2301-4587まで。レッスン詳細は藤井祥子ピアノスタジオHPをご覧ください。

2008年11月25日 | ピアノレッスン
ピアノを続けていくと、誰しも様々な「壁」にぶつかります。

レッスンに来るなり、「僕、本当はピアノやめたいんだ・・・」とお母さんに言った男の子。
一般的に小さな子供の場合、家での毎日の練習がネックになることが多いようです。
先生の所で頑張ったのに、なぜ家でまで?と。

また少し学年が上がった小学校高学年くらいの場合。
お母さんから独り立ちしたくて、レッスンには一人で来るようになったものの、
毎日の生活習慣や練習の中身までの独り立ちはまだ無理で、
お母さんに「家でも一人で頑張りなさい」と言われてしまうと、
なんだかぐずぐず・・・、練習もできているんだかできていないんだか。笑
レッスンに一人で出掛けていくことは簡単でも、
教わったことの中身をよくわかって、毎日練習できるよう成長するには時間がかかります。

「壁」は何も子供に限ったことではなく、
大人でも生活スタイルの変化は思いがけずやってくるもので、
今まで描いていた理想の練習スタイルを変えざるおえないことは多々あります。

ピアノを習い、弾けるようになるのは大きな楽しみだったはず。
楽しみを求めているのに、なぜ苦しまなくては・・・と感じるのは大人も子供も同じ。
そして、そのこと事態に悩んでしまったりするのです。
ピアノがレジャー(遊園地に出掛けるなどという)と違うのは、見返りが楽しみだけではないということ。
問題も起これば悩みもやってきます。
そんな時は、それに背を向けることなく、ピアノを続けていくためにいろいろな工夫をすることが一番大切なこと。
といっても、当のご本人は悩んでしまっているわけですから、
私や周りのご家族やお友達、みんなで考えていけばいい。
(もちろん、レッスンを一時中断する方法もありますが、弾けるようになりたくて今まで続けてきたピアノです。
もうそれしか解決策がない時か、それが最善の策だと思える時だけにしておきたいものです。)

そうやって身につけた、ピアノを弾く技術だけでない様々なことも一生の財産です。
「壁」をひとつこえると、また次の「壁」がやってきたりもしますが、
すべてをひっくるめて、ピアノを弾く醍醐味の一部だと思っています。