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コンフェデ杯2013 / 2013年08月21日


ブラジルの物価水準


コンフェデ杯旅行記補遺(下)
6月18日(火) レシーフェ

★町の理容店で散髪
 レシーフェ滞在中に試合のない日が2日あった。1日目は世界遺産の町オリンダに観光に行き、翌日は町の理容店で散髪をした。
 目立たない小さな店だった。女性の理容師が4人、手持ち無沙汰にしていた。男性の床屋さんは一人だけ。ほかに客はいなくて入ったらすぐ始めてくれた。
 はさみとバリカンで刈り上げるだけ。注文どおりやってくれて約15分で終わり。ひげそりもシャンプーもない。
 代金は25リアル。約1250円である。
日本でもひげそり、シャンプーなしの1000円理髪店があちこちにある。ほぼ同じである。
 東京の1000円理髪店は、お客が引きも切らず、待たされることも多い。
 レシーフェの理髪店は、ぼくが出て行くまで、ほかのお客は来なかった。これで経営が成り立つのかと心配になった。

★メディアセンターの食堂
 コンフェデレーションズ・カップの試合のあるスタジアムにメディア・センターが設けられている。その中に食堂がある。
 どのスタジアムでも価格は同じだった。
 ビュッフェの食事が30レアル。約1500円。ペットボトルの水1本が6レアル。約300円。
 最初は「これは高い」と思った。東京でサラリーマンが昼食に1000円以上使うことはあまりない。600円から800円くらいがふつうだろう。
 しかし、食事については、これはブラジルのふつうの水準に近いことが、あとになって分かった。
 町の食堂で食べても20から30レアルくらいはかかる。好きなものをとって秤(はかり)に載せ、重さによって料金を払うポルキロというやり方の店でそれくらいである。
 メディアセンターの食堂は臨時の設備だから多少割高なのはやむをえないだろうと考えた。

★町では水は日本の半額
 しかしペットボトルの水の300円は法外である。
 日本のコンビニでは1本100円くらいである。
 観光地オリンダの丘の上では3レアル、約150円だった。
 丘を降りたところの売店では「水、105レアル」と張り紙がしてあった。
 水は重いから上へ持ち上げるのたいへんである。丘の上で高いのはしかたがない。
 町のスーパーでは1レアル程度のところが多かった。50円である。日本よりかなり安い。
 というわけで、町のふつうの店ではブラジルの物価がそう高いとは言えない。物によっては安い。食事はやや高めである。
 ただし、来年のワールドカップのときにはホテル代などは法外な値段になり、それに便乗して値上げされる物も出てくるかもしれない。


観光地オリンダの売店で買ったTシャツ。デザインも布質もいい。22レアル(約1100円)は割安。

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