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山登りと旅行の雑記帳です。

後立山連峰縦走3日目(爺ヶ岳〜白馬岳)

2016年06月27日 | 北アルプス
昨日は自炊部屋で寝ることができたので快適に寝ることができた。

小屋の管理人さんは宿泊者がいないからかまだ厨房に出てきていなかったので、メッセージボードにお礼を書いておきました。
この場を借りてお礼申し上げます。

今日は帰りの電車を考え、栂池高原のロープウェイ乗り場に11時には着かないといけないので4時半に出発。

小屋を出るとそこには朝焼けを迎える雲海が。


思わずため息が漏れる。
しばらくすると日の出


う〜む、なんて最高の天気なんだ。
最後の最後でようやく天気に恵まれたぞ。

これから目指す白馬鑓ケ岳もよくみえる。


この天気もどこまでもつかわからないので先を急ぐ。
朝焼けに燃ゆる天狗山荘。


遠くには八ヶ岳、そして富士山まで見える。
登山道脇には雷鳥のお出迎え。


今日はなんか縁起がいいぞ!

天狗山荘から一旦稜線に出て白馬鑓ケ岳を目指す。


白馬村方面は雲海に覆われまさに絶景。


てくてく歩いて行くと、白馬鑓ケ岳が近づいてきた。


ゆっくり登って行くと、ひょっこり山頂に出た。


左が杓子岳、右が白馬岳と、白馬三山が丸見え。

振り返ると、剱岳から槍ヶ岳までも丸見え。


これが剱岳。


こちらが槍ヶ岳。


天気良すぎ!

一旦鞍部まで出て杓子岳への登りに入る。


この先高山植物が咲き乱れていて思わず写真を撮る。






去年は岩手にいたので高山植物の名前を覚えようとしていたけど、一切忘れました。

杓子岳への登り。


一気に登って杓子岳。


ここまで順調。
この次はいよいよ白馬岳だ。

少し下ると、バリエーションルートで人気ルートの杓子尾根がよく見えた。


かなり、格好良い。
いつか登ってみたい尾根だ。

白馬岳へ続く最低鞍部に到着。
ここから見上げる白馬岳はまだ遠い。


せっせと登って村営山荘通過。


ここから少し登ると白馬山荘。


ここは村営山荘に比べるとかなり巨大でモダンな作り。
テラスにはスカイプラザ白馬なんていう洒落たレストランまであって至れり尽くせり。


目の前には立山連峰の絶景が見渡せる。
これが官と民の違いなのか。。
冗談ですが。

山荘では休まず一気に山頂を目指す。
途中ではまたまた雷鳥のお出迎え。


白馬岳をバックに佇む雷鳥の姿はとても絵になる。

山荘から20分ほどで白馬岳山頂に到着。


剱岳をバックに写真を撮ってもらった。


今日はすごい絶景だ。
こちらは日本海方面。


これから歩く稜線。


山頂で少し休憩して小蓮華山を目指す。


山頂から少し下ると既に白馬岳はガスに覆われ始めていた。


三国境着。


ここは富山県、長野県、新潟県の県境。
ここから北に向かうと雪倉岳、朝日岳を経て、北アルプスの末端、親不知へと続いている。
いつか北アルプスを親不知まで抜けてみたい。

ここから白馬大池まで5km。


緩やかな登りを歩いて


小蓮華山到着。


山頂からは360度の大展望。






ようやく白馬大池も見えてきた。


小蓮華山からは下り基調。
白馬大池が近づいてきた。


白馬大池到着。


目の前にある白馬大池山荘は天国にしか見えない。
もっと休みがあればここでゆっくり休めたのに、残念。

ここからは乗鞍岳山頂を越えて、


天狗原へ。


ちょっとした湿原だけど、ベンチとかがあって休憩できる。


天狗原まで来れば、ロープウェイまではあと少し。
少し下るとロープウェイ乗り場が見えてきた。


一気に下って栂池山荘に到着。




山荘と言いつつ、ここはもはや下界。
目の前のソフトクリームの誘惑に負けて購入。


あとは文明の利器を使って一気に栂池高原まで。


ロープウェイから白馬岳方面を見たら既にガスの中だった。


山はやっぱり午前中勝負なのだ。

このあとバスで白馬駅まで行って、駅近のみみずくの湯に入って特急あずさで帰りました。


結局、しっかり晴れたのは最終日だけだったけど、雨に降られたのは2日目の2時間ほどで、あとは雨に降られることはなかった。
天気予報では2日目と3日目は天気が良い予報だったけど、山の天気は全く別物でした。3日目も午後からガスってたしね。

それでも後立山連峰を大満喫した3日間でした。
また晴れた日にこの稜線を歩きに来たい。

(コースタイム)
天狗山荘(4:30)〜白馬鑓ヶ岳(5:20)〜杓子岳(6:00)〜白馬岳(7:10)〜小蓮華山(8:00)〜栂池高原ロープウェイ(10:20)