人生山あり旅あり休みあり♪

山登りと旅行の雑記帳です。

奥多摩 逆川

2014年06月21日 | 丹沢・奥秩父・奥多摩の沢
昨年の和賀山塊以来の沢登り。
今シーズンも夏休みに1回行くだけかなぁと思っていたら後輩のヤザキチと戸田に誘われたので奥多摩の逆川の行ってきた。

この沢は10年前に1度行ったことのある懐かしい沢。
そのときの記憶はほとんどないけど、最後に大滝があった記憶だけは残っていた。

池袋23時出発、奥多摩駅前の町営駐車場に1時半着。
少し宴会して2時半就寝。


朝5時半起床。
奥多摩駅発の日原行きのバスに乗り川乗橋で下車。
ここからしばらく林道を歩く。

さて、今回は後輩に誘われたので遡行図は持ってこなかった。
それと地形図も置いてこようと思っていたけど、さすがに山屋として地形図なしに沢登りに行くのはまずいと思い地形図だけは持ってきた。

前回来たのが10年前だったので入渓地点とかもほとんど覚えてない。
ということで全てヤザキチに任せていたのだが、なんと何にも調べていないとか。
しかも地形図も5万分の1の地形図で白黒でコピーしたもの。
この時点でかなりあきれたものの、戸田も地形図持ってないとか沢登りやる以前の問題でしょ。

途中のカーブミラーのある場所で「入渓点、たぶんここです!」とかドヤ顔で言われたけど、携帯のGPSで確認したら全然違うし。。
奥多摩だから良かったけど、長い沢とかで入渓点間違えたら大変なことになるぞ!
でもそこはかわいい後輩たちなのでご愛嬌。

ちゃんと入渓地点に到着し出発準備。
では行ってきます。


水はまぁ割ときれい。


でもやっぱり奥多摩って感じで陰湿な感じ。
ここ数年、和賀山塊とか北アルプスの沢しか行っていなかったのでかなり貧弱に感じる。

5mくらいの小滝群をぐんぐん越えて行く。




最初の2段10m滝では、登っているところで久しぶりに肩が外れて焦る。
幸い少しズレただけだったので、肩をまわして元に戻す。
1度肩がズレると外れやすいのでこの後はかなり慎重になる。

昨年の大雪の影響か倒木がかなりすごい。


今年の奥多摩の沢はどこもこんな感じなのかな。

途中、雪渓が残っていてかなりびっくり。


ちょっとしたナメとかもある。


そして最後の10m大滝。


確かにこの滝はなかなかのスケール。

上からロープを張ってトップロープで登る。


下から見ると難しそうだけど、実際はガバガバで難しくない。
ただ高度感があるので落ちたら怖い。

この滝を越えると廃道になっているウスバ林道に合流しここで遡行終了。


このさらに上に行ってもいいんだけど、この先は単調でおもしろくない。

ここから川苔山方面に行くと登山道と合流。


本仁田山経由で奥多摩駅に下山した。

奥多摩の沢は久しぶりに来たけど、やっぱり面白くない。
東北や北アルプスのエメラルドグリーンに輝く開放感のある沢でイワナを釣って焚き火をしながらゆっくり遡行するのが一番好き。
丹沢と奥多摩の沢は当分行かないでしょう。

でも誘ってくれた後輩には感謝!!