ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




左:かな萬、上:みちくさ
葛飾区金町6-6。2005(平成17)年3月20日

水戸街道から京成金町線に沿って金町駅南口へ入っていく道路がある。その交差点の一つ東に、再開発によってやはり金町駅南口への連絡道路ができた。かつては東北角に千葉銀行金町支店があった信号のある交差点だ。写真の路地は連絡道路ができる前にあった狭い道だ。水戸街道から入るとほぼ真北へ行って、「ベルシティかなまち」の商店街、二葉会館があった角に出た。
左写真の家は住宅に改装されているが、庇の代わりになるからだろう、日除けが残されている。そこの文字をなんとか「丸宮かな萬金町店」と読んでみた。換気扇の煙突があるので料理店だったかと思う。同じ写真で右奥の端にかろうじて写っている袖看板が、右写真の家の看板である。
右写真の家は二軒長屋のようだ。建物中央に「みちくさ」と書かれた街灯と小さいショーウインドーがあり、お好焼/もんじゃ焼の字が読める。右側の簡素なドアが入口だろうか。

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