ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





四軒長屋。江東区福住1-4
2017(平成29)年10月8日

御舟橋の通りから路地の奥に井戸が見える。さらに奥には木造2階建ての戦前築と思われる長屋があるのだが、手前の木で見にくい場合もある。路地は車が入れる位の幅で、狭い路地ではないのだが、いかにも私的空間だから入りづらい。ちょっと珍しい井戸を見に来ました、という態度で入っていけば気が楽である。井戸が呼び水というわけだ。
井戸の後ろの長屋は四軒長屋(上左写真)。その前まで行くと四軒長屋の奥の向かい側に同じ造りの長屋がある。そちらは三軒長屋(上右写真)。昔の航空写真を見ると元の半分くらいが残って、三軒長屋になっているように見える。
長屋の間の中庭のような空間に立つと、貴重な体験をしている気分になる。

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