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ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




平屋の長屋。台東区日本堤1-34。2011(平成23)年9月10日

廿世紀浴場(今は住宅)の隣に、平屋の二軒長屋が2棟並んでいる。空襲では焼失を免れた場所なので、戦前からある長屋らしいのだが、終戦直後に建てられた仮住宅かな、とも考えていた。 『Kai-Wai散策>日本堤の平長屋(2006.11.14)』では、こちらにお住まいのご婦人から「戦災で焼けなかった建物」と聞き出している。
最近撮った上の写真では各長屋の1軒は空き家のようである。当ブログ前回の「廿世紀浴場」の写真では右端の家に「熊木○○病院」の古い看板(当の家が出している看板である)が物干しの支柱に付いていたが、今ではそれも外され家の前の鉢植えもなくなっている。
2棟の長屋の間には路地が奥へ通じている。用もないのに入るわけにもいかないような気がして、いまだに入り込めないでいる。前記の『Kai-Wai散策』によると、路地を入ると、やはり平屋の長屋(たぶん六軒長屋)が向かい合って建っていて、路地はあたかも中庭のようだという。「こんな感じ」の写真を見ると、敷石が1列に並び、鉢植えの草木があふれるように置かれていて、魅惑的な空間のようだ。


青ちゃん。日本堤1-34
2011(平成23)年9月10日

平屋の長屋と同ブロックだが、土手通りの1本東の裏通り。古い家が並んでいるが、戦前からの建物かどうか決めかねる感じである。いずれも住居になっているような中で、居酒屋の「青ちゃん」は夜になれば店を開くのだろう。客はみんなご主人を青ちゃんと呼ぶような顔見知りなのに違いない。

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