ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




ほていや蔵店。千葉県香取市佐原イ1714。ストリートビュー(2012年10月)より

「ほていや 蔵」は香取街道の伊能記念館西入口交差点の角にある。JR香取駅の東、線路が小野川を渡るあたりに「献上銘菓 佐原ばやし本舗 ほていや 本店」があり、蔵店は支店ということになる。現在は佐原に宿泊所を展開している「NIPPONIA」の「YATA棟」になっているが、この記事では建物名として「ほていや蔵店」を使うことにする。上の写真は自分で撮ったものがないので、ストリートビューからお借りした。
「NPO法人小野川と佐原の町並みを考える会」が設置した説明書によると、「清宮綿店」だった建物。横丁の向かい側の「清宮秀堅旧宅」と縁戚がありそうである。明治32年(1899)築。「2階建て店舗の奥に平屋の住宅部分、最奥に厠を付けた伝統的な配置を残す」。
2008(平成20)年に復元修理したが、それ以前は大きな看板で前面が隠れていたようである。たぶん、その修復の後にほていやの店舗になったと思われる。
YATA棟に替わったのは2018年頃かと思う。



ほていや蔵店の蔵。2003(平成15)年7月20日

街道沿いの店舗の裏にある蔵。コンクリート造で昭和戦前に建てられたという。
ほていやになってからは「セルフ喫茶蔵」という休憩所になっていた。

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