ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




瑞法光寺(鬼子母尊神堂)。中央区日本橋小伝馬町4。1985(昭和60)年12月31日

大安楽寺の隣が「見延別院」という寺で、その正面の向かい、6m道路を隔てて「瑞法光寺」という寺が昭和末年まで向かい合っていた。現在は茨城県取手市に移転して、跡地の一帯は「小伝馬町新日本橋ビルディング」(1991年12月竣工、9階建)というオフィスビルに替わっている。
瑞法光寺』によれば、明治18年に「村雲鬼子母神堂」として小伝馬町牢屋敷跡に創建された。関東大震災で焼失後、昭和4年に再建されたのが写真の本堂。昭和17年に「村雲瑞龍教会」と称した。昭和27年には現行の「瑞法光寺」と改称した。昭和62年2月28日をもって取手市に移転した。その際、本堂を移築したが、その工事が完了したのが平成元年4月である。

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