ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



滝乃湯。神奈川県鎌倉市御成町7。2003(平成15)年10月25日(4枚とも)

御成通りにあった銭湯。滝乃湯の右に写っている黒い壁の家は生和薬局で、現在も建物はそのままだったので滝乃湯のあった場所が特定できた。Timesの駐車場になっていた。
滝乃湯はネット上ではけっこう取り上げられていて、以下はそこからの情報。創業は昭和5年で、建物もそのときの建築という。常連客などに惜しまれつつ2006(平成18)年3月末で廃業。5月には解体された。



黒沼紙店。鎌倉市御成町6

御成通りが由比ガ浜大通りに出るすぐ手前の店。ストリートビューで現状を見ると、驚いたことに写真とまったく変わっていないように見える。かすれた看板の文字、店先の商品の並べ方、屋根を保護しているブルーのシート、バイクも同じ位置に同じ向きに置いてあった。撮影してから7年しか経っていないのだから、そう驚くほどのことではないが。


美越洋品店
鎌倉市御成町10

同じく御成通り商店街にあったオーソドックスなモルタル仕上げの看板建築。現在、通りの中ほどの五差路の北に新生銀行があって、その建物の名称が「ラ・プラス美越」というから美越洋品店の後継と思われる。「ラ・プラス美越」は2006年12月の竣工なので、写真の建物はわりと最近まであったのかもしれない。

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コメント
 
 
 
Unknown (mariangelica)
2010-11-12 10:00:22
こんにちは。お久しぶりです。御成通りの滝乃湯に通っていました。雪ノ下の銭湯がなくなり、大町の銭湯もなくなり、滝乃湯も今はなく寂しい限りです。「くろぬま」は健在、大好きです。
 
 
 
>mariangelica様 (流一)
2010-11-13 10:16:59
本文に「常連客などに惜しまれつつ」などと新聞記事の常套句を書いてしまって、決まりが悪かったのですが、そのとおりだったのならかまわないですね。
「くろぬま」はプロの人でも紙を買いに来るような店なのでしょうか? 外観からはどういう店なのだかよく分かりません。
 
 
 
Unknown (mariangelica)
2010-11-14 16:58:09
滝乃湯は本当に地元の者も惜しんでいたと思います。

「くろぬま」は事務用品やちり紙等を扱っている一方で、
おもちゃも扱っていて、ビー玉、メンコ、水鉄砲等、
子どもさんが100円玉を握りしめて遊びに来られるようなお店です。
 
 
 
Unknown (路じうら小僧)
2010-11-23 05:09:41
お久しぶりです。
看板建築ってなんか落ち着きます。

黒沼紙店の「紙」って大きく描かれてるのとかも
いいですね♪
 
 
 
>路じうら小僧様 (流一)
2010-11-23 16:33:50
古い看板建築を見るとどうしてもカメラを向けてしまいます。
黒沼紙店の看板はいつ頃描かれたのでしょうね。消えかかっています。「紙」の字はそのままロゴになりそうですてきですね。
 
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