ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



若竹。中央区日本橋本町2-1(現2-5)
1987(昭和62)年1月25日

昭和通りの本町二丁目交差点付近の裏の路地にあったタイル貼りの看板建築と出桁造りのそば屋。戦前の建物のように見える。1986年の住宅地図では、看板建築の家は空白(空家?)で、手元の地図では1969年の地図に「加藤製作所」とある。右のビルは「共同ビル本町二丁目」。
昭和30年頃の火保図に「杉村」と「竹内 若竹そば」で載っていて、昭和7年の火保図でも「杉村、ソバヤ」なので、若竹は戦前からあった店かもしれない。
現在、日本橋本町2-5の街区は再開発されて「アステラス製薬」の本社ビルだけが建っている。アステラス製薬は2005年に「山之内製薬」と「藤沢薬品工業」が合併して発足した会社。本社ビルは「日本橋アステラス三井ビルディング」といい、2013年1月竣工、17階地下2階。4階から上はアステラス製薬が使っている。再開発前は写真の2棟は「タケウチビル」という5・6階建てのビルになっていた(2010年のストリートビューから)。



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