ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




根津山荘。文京区弥生1-2。1990(平成2)年5月6日

根津裏門坂の日本医科大学付属病院の向かい側に新坂(S坂)の上に通じている横丁がある。そこを入ってすぐのところにあったアパート。1974年の住宅地図では「根津山荘アパート(渋谷)」で、弥生正緑館の渋谷商事が所有しているものかと想像している。根津神社の西の高台は空襲で焼き払われたが、昭和22年の航空写真には根津山荘と思われる建物が写っている。弥生正緑館も残ったわけで、横丁から根津神社側の東側は焼失を免れたらしい。現在は「サンピア西須賀」(2002年1月築、という5階建ての賃貸マンションに建て替わっている。



民家。弥生1-2。2000(平成12)年5月3日

右写真の奥のビルは日本医科大学付属病院。右奥の切り妻屋根の家は根津山荘。正面の家は、元は右後方に伸びていたわけで3世帯用のアパートだったと思われる。
下の写真は根津山荘の向かい側の辺りにあった木造アパート。写真右に階段があるので、横丁からさらに横に入る路地を撮ったものだろう。戦後まもなくの建築だろう。千代田アパート だとすると、上右の写真の左の2本の庭木があるところ(ラフィネ弥生)が下写真の左の木が写っているところに当たる。


千代田アパート。弥生1-5。1990(平成2)年5月6日

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