ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



亀谷家。中央区築地7-14。左:1989(平成1)年10月15日、右:1988(昭和63)年10月9日

濱野家住宅がある横丁を隅田川のほうへ入ったところ。銅板張り看板建築の住居である。戸袋には日本の伝統的な模様に銅板が貼られている。丁寧に造られた看板建築だ。
今は「つきぢ亀屋」という日本料理屋になっている。店名からするとこの家のかたが経営に関わっているような感じだ。1階は料理屋にふさわしい造りに変えられたが、2階から上、1階の戸袋はそのままにしている。この古い表面が却って店の高級感を演出してようだ。以前はこの辺りに普通にあった建物だが、昔のままで見られるのはもう幾つもない。


やな川水産、三松建設。築地7-15
1987(昭和62)年9月15日

「ナンデモヤ」の向かい辺り。モルタルによる2軒分の看板建築である。写真右端の家は住宅地図では「日米物産」。
現在は左側の半分になって、「森下」の看板がまだ架かっている。

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