ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




丁子屋向かいの民家。台東区谷中2-3。1989(平成1)年2月26日

藍染大通りのすぐそばにある染物屋の丁子屋は有名なので場所の目印にさせてもらった。その向かいに2軒の庭付きのわりと大きな民家があった。現在は南側にあった民家が取り壊されて駐車場になっている。
上の写真は現存するほうだが、2階は大広間かと思うような6枚のガラス障子や1階玄関脇の丸窓など、戦前の住宅のひとつの例として貴重だ。2階のガラス障子の内側はたぶん廊下のようになっていて、座敷とは襖で仕切られているのではないだろうか。



1枚目の家を南側から撮影したもの。1990(平成2)年5月6日



1枚目の写真の右手に写っている家。1990(平成2)年9月16日

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コメント
 
 
 
壊されちゃいました (千駄木住民)
2009-12-09 00:20:18
はじめまして。いつもブログ拝見しています。数年前に谷中、いまは千駄木に住んでおり、いつも散歩する街の昔の様子を垣間見るように、写真を見ては「これはあそこ?」とあれこれ想いをめぐらせています。

さて、ここで紹介されている建物。
気になる建物のひとつで、前を通るたびに「立派な家だなぁ」と思ってました。

が、こちらのブログで、最近取り壊されたことを知りショックを受けています。
http://yanesen-urouro.bakyung.com/2009/12/post09120604.html

すごく残念・・・。
 
 
 
>千駄木住民様 (流一)
2009-12-09 12:53:01
いつもご覧頂きありがとうございます。
藍染大通りと区境の道路との交差点は谷中や根津を歩いていると必ず出て来てしまう場所です。少し前まで、周りは戦前からの長屋や家のほうが多いような感じでした。この家もその景観の重要なひとつだったと思います。
大きい住宅を残していくのは住んでいる人だけではまず不可能なのでしょうね。にしても、やはり残念。
 
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