ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




平屋の民家。台東区谷中2-3。1989(平成1)年9月10日

藍染大通りと藍染川の流路だった区境の通りとの交差点の角に建つ民家。現在は屋根が赤く塗りなおされている。建物の角にショーウインドがあって、商店だった家だ。軒が低いので屋根が見やすい。昔は瓦屋根だったのだろうが、そうすると屋根の重さで押しつぶされたように見えるのではないだろうか。この家を上から見ると、つまり航空写真で見ると意外と建坪が大きい。写真左の朔日会美術研究所のビルよりも大きいのである。
『不思議の町 根津』(森まゆみ著、ちくま文庫、1997年)によると、この場所はあかぢ坂下になり、川には「旭橋・不明(あかづ)門橋」が架かっていた。



鉢植えの草木はやたら増やさないのがこの家の方針のようだ。1990(平成2)年9月16日

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