ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



都庁西1号庁舎。千代田区丸の内3-5。1991(平成3)年4月21日

現在は東京国際フォーラムとなった丸の内の都庁の、西の通りに沿って建っていた西1号庁舎である。黒っぽい壁面は塗料の色なのか汚れなのか判らないが、上部の壁は塗料がはげてきたように白っぽい。3階の上部を台形にした窓、円弧のパラペットとその下の1階の張り出し部分、基部の石積み(石張り?)などの近代建築らしい造りがみられる。ただ、全体はオフィスビルとしての軽快な感じはしなくて、工場のように見えてしまう。錦糸町にあった精工舎の工場が似たような感じだった。


下は上の写真の素材。もっとましなパノラマ写真に編集してくれる奇特な方がいるかもしれないので並べておく。

1986(昭和61)年12月30日

『日本近代建築総覧』では「都西1号庁舎(旧東京府庁舎附属家)、S3、RC3、施工:大倉土木」。北の5階建て部分は増築したものだろうか。

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