ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




荒才酒店。文京区大塚5-22。2011(平成23)年7月10日

不忍通りから坂下通りに入って170m、春日通りの大塚五丁目交差点からの道路が坂下通りに出る交差点の西側の角が「荒才酒店」。その「坂下通り」交差点の方からの写真も撮ればよかった。建物は戦後のものらしいが、看板建築風の2軒の家を使っている。その左の方は「丸若ベーカリー」だった家である。写真左の出桁造りの家は「魚兼」という魚屋だったようだ。
現在、魚兼だった家は取り壊され、その左の家は建て替わり、荒才酒店との間にある家は取り壊された。また、Googleマップの航空写真を見ると、荒才酒店が建て直しの工事中である。



伊藤鉄工所。大塚5-22。2011(平成23)年7月10日

魚兼の隣が高島産業のビル、その隣が写真の町工場。1986年の地図に「伊藤鉄工所」とあるが今は操業している様子はない。右に1軒おいて「大正湯」という銭湯があった。1974年の地図では「大松湯」で、1980年前後にでも改名したらしい。いつ頃取り壊されたのか分からないが、今は時間貸しの駐車場だ。


松本たばこ店。大塚5-25
2006(平成18)年12月6日

荒才酒店から150m程北へいったところに残る出桁造りの家。昔の航空写真を見ると、左の家との二軒長屋だったようだ。その家は1974年の地図では「子守豆腐店」。

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