ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




民家。江東区佐賀1-12。1991(平成3)年11月10日

隅田川沿いの通りから佐賀町公園に突き当たる横丁に入ったところ。左の家が通りに面した二軒長屋の店舗。現在は3軒ともなくなって、駐車場(三井のリパーク)になっている。
下の写真は1枚目写真の右の家の隣。狭いながらも庭があり、板塀をめぐらした一戸建て住宅。現在、この家の敷地に小さなビルが2棟建っている。土地を半分売って、その資金でビルを建てたのかもしれない。深川のこの場所なら、銀行から借りて大きいビルを建てるよりも得策だったかもしれない。
この辺りの昭和22年航空写真では、空襲の焼失を免れた家屋の黒い瓦屋根、油堀川(現在は埋められて道路に)沿いの倉庫、佐賀町公園になった掘割などが見える。


板塀の住宅。佐賀1-12。1991(平成3)年11月10日

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )