ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




中野パン店。台東区谷中1-3。1989(平成1)年2月26日

言問通りの善光寺坂の坂下である。信号は台東区谷中と文京区根津との境の道路が言問通りと交わる交差点のもので、写真左端の大黒屋せんべい店が交差点の角になる。大黒屋のほうはその古い店舗とともに味でも有名だ。写真右はかたなや雑貨店。現在も3軒とも残っている。



中野パン店。店の看板がなくなっている。1991(平成3)年9月23日



三叉路の角の家。谷中1-3。1989(平成1)年3月12日

大黒屋の角を北へ入ったところ。写真右奥の信号が言問通りとの交差点。写真左の丸山医院のほうの路地も言問通りへ出る。その間の区域は内角が90・60・30度の直角三角形のような形になる。その三角形の各辺の比が1:2:ルート3、というのを憶えたのは中学校でだったろうか。この三角形を作る道は江戸切絵図にもあるから、古い地図を見るときの目印になる。

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