ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



喜月(和菓子)。中央区日本橋人形町1-5。1988(昭和63)年1月24日

芳町通りの1本南の裏通り。写真左手へいくとすぐ人形町通りに出る。北浜人形町本店の隣。特注の瓦をのせているから建物本体にも相応に金をかけているのだろう。現在は「喜月ビル」に変わった。


北浜本店
日本橋人形町1-5
1986(昭和61)年頃

北浜のHP によると。関西料理の店だが関西から進出したわけではなく、京都の織物などを扱う繊維問屋が多い日本橋なら関西人の客が見込めるということで、人形町の辺りに開業したということらしい。兜町にも近く、蛎殻町の東京穀物取引所はすぐそばである。大阪でいえば北浜のような場所だというのが店名の由来だという。
写真の建物は昭和30年頃の火保図に「ふくや」とある旅館だったもの。写真左の洋風の家は戦前の火保図に「坂田屋」とある。北浜のHPには道路の角に立つ日本家屋の建物のほうから撮った写真が載っている。

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