ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




台東区立柳北小学校。台東区浅草橋5-1。1987(昭和62)年頃

総武線の北にそれと平行して、清洲橋通りと江戸通りを結ぶ通りがあり、柳北小はその通りに面している。写真の左右の道路がそれで、写真左奥へ行くと、校舎の切れた先が柳北公園、その先に都立忍岡高校がある。
柳北小は2001(平成13)年4月に育英小学校と合併して台東育英小学校になり、校舎は一部「柳北スポーツプラザ」という区の施設に建替えられたほか、まだ残っている古い校舎を「東京リセ・フランコ・ジャポネ」としてフランス大使館が借りているらしい。
写真の校舎は解体されて柳北スポーツプラザになった西側の校舎。1926(大正15)年の竣工である。機能を重視した合理的な建物のようだ。ただ、屋根の軒周りの3重の線はかなり特徴的だ。



旧・柳北小学校。2007(平成19)年6月7日

バス停は「台東区循環バス『めぐりん』」の「南めぐりん」路線の「柳北スポーツプラザ」停留所。100円で大江戸線蔵前駅、田原町、かっぱ橋道具街、入谷を巡って上野駅へ行く。

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