六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

身近な黄金郷と忍び寄る陰鬱な風邪

2014-11-30 01:45:55 | 日記
 28日、私の所属する同人誌、「遊民」での同人にして先達で、先ごろ亡くなられた伊藤さんを偲ぶ会を行いました。
 私もその呼びかけ人のひとりとして、会の案内状の作成や発送、葬儀の写真集の作成、当日の会場設営、司会進行のお手伝いと、及ばずながら会の運営を支えさせていただきました。

     

 その甲斐あってか、とてもいい雰囲気の会になったと思います。
 東京や京都からの遠来の方々もいい会だったとおっしゃって下さいましたし、伊藤さんのお連れ合い、美枝子さんも、変に湿っぽくなくてよかったとおっしゃっていただきました。そして、何よりも、亡くなった伊藤さんその人が、こういう形で偲ばれることを望んでいたのではないかと自負しているのです。



 その経緯につては以下のブログとそのコメントをご覧ください。
 http://blogs.yahoo.co.jp/rokumonsendesu/archive/2014/11/29

 さて、一夜明けて29日ですが、どうも気分が優れません。これだけはなんとか成功させようと頑張ってきたのが終わって緊張が緩んだせいでしょうか、どうも風邪気味なのです。喉が痛いし、頭はぼんやりしているし(いつもだろうって?それもあります)、ちょっと悪寒もします。



 しかし、岐阜市内で知人と会う約束が前からあります。
 暖かくして車で出かけました。
 主たる用件は終わり、しばらく話していて、「どこかで紅葉を見ましたか」という話に。
 「いいえ、今年はその時期、山の近くにはゆかなかったもので、せいぜい図書館の南京櫨ぐらいです」と、私。
 「でしたら、車ですぐ行けるところに銀杏の紅葉が素晴らしいところがありますから案内しましょうか」



 といった具合で、着いたのが長良川の北にある雄日ヶ丘公園。
 着いた途端に、「う~ん、ちょっと遅かったかなぁ」と知人。
 しかし、私には十分豪華な銀杏の紅葉の饗宴なのです。
 「一週間ぐらい前だったらもっとゴージャスだったのに」と嘆く知人。



 私はこれで十分とばかりに写真を撮り始めたのですが、そういわれればもう葉をすっかり落とした樹もあちこちに。しかしそのお蔭で、地上は黄金色のじゅうたんを敷き詰めたよう。



 いずれにしても私の疲れを癒やすには十分な光景でした。
 上下左右、黄金色に彩られた風情は、これぞジパング、エルドラドと、たくさん写真を撮ってきました。



 落ち葉としての銀杏が美しさを保つのは、枯れないで地上に落ちるのと同時に、地上に落ちてからも、モミジなどより繊維が丈夫なため、その色形をしばし留めるからだと思います。



 さあ、これで風邪も治ったぞと帰宅したのですが、ソウハイカノオツンツンでやはり風邪らしい症状は顕著です。
 前にもらってあった薬など手持ちのものをネットで検索して効能や副作用を調べ、やたらめったら飲みましたが、果たして効用がありますものやら。
 今のところ一番効き目が明確なのは焼酎のお湯割りです。

   
 
 症状の変化は朝へ持ち越しですが、明ければ日曜日で病院関係はお休み。そういえば、41.5度の高熱で救急車で病院へ担ぎ込まれ、そのまま一週間の入院を余儀なくされたのは昨秋の日曜日でした。

 そんなことには再びなりませんように、神様仏様、その辺の鰯の頭も含めて、よろしくお願いいたします。
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする