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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

「切られ与三郎」ならぬ「切られの六」

2012-05-20 02:31:17 | よしなしごと
 今月はよく切られる月だ。
 ついこの間、首の脂肪の摘出手術をしたばかりなのに、今度は内蔵だ。

 去年、内視鏡でS字結腸のポリープを切除して一年、その予後の検診ということで軽い気持ちで出かけたが、今度は別のところに見つかってまた切られてしまった。

 で、術後の注意事項としては、今日一日は自宅軟禁(自宅安静)、3日間は流動食を中心に小分けをして食べること、風呂もシャワーのみで5分以内に済ますこと、肉体労働は汗をかかず体に負担をかけない程度、そして極めつけは14日間の禁酒。

          

 これでも昨年、20ミリと12ミリのふたつをとり、「ひと昔だったら開腹しての除去だ」と脅され、戒厳令的な制限つきだったことに比べれば多少楽な方である。
 なんたって、今回はたった3ミリの小粒のものだったから。
 医師曰く、「とらずに済ますこともできなくはないが、まあ、この際、<疑わしきは罰す>でしょうな」とのこと。最終的には私も同意。

 ただし、小さくともその質が問題。
 その検査結果は28日以降だとのこと。
 とても静かな老境とはいえぬ日々ではある。

 胃の方の内視鏡検査もしたため(こちらはややただれ気味だが一応異常なし)、朝の9時から午後の5時半までかかった。
 待ち時間などに、持参した小難しい雑誌の論文を三本読み、あとは iPod nano 三昧。
 クラシックにジャズ、小林秀雄の講演まで聴いた。
 持って行って本当に良かった。
 看護師さん(若い女性)に、「お若いですね」と冷やかされた。

コメント (4)
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