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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

時代錯誤と無知の塊

2011-09-02 15:24:09 | よしなしごと
 JRの短距離をよく利用しているのですが、女性の車掌さんに気づいたのはもう何年前だったでしょうか。国鉄時代から売店の売り子さんぐらいを除いたらほとんど男社会だったのですから、新鮮な気分になったことを覚えています。
 当初稀だったそれが今日ではあたり前になっています。

        
               夜の岐阜駅構内・1

 先般、名古屋へゆく折に、珍しく先頭車両に乗りました。
 運転席付近には一人の女性がいます。その列車は岐阜での折り返しだったので、車掌さんがいろいろ整理をして運転手さんに交代する手はずだろうと思いました。

 しかし、発車間際になっても彼女はそのまま居続けています。
 そして発車。
 なんと彼女が運転手さんなのでした。
 たまたま、先頭車両に乗ったので気づいたのみで、女性の運転手さんはもう前から実現していたのでしょうね。
 そう思って調べたら、あれあれ、JR東海では2008年から実現しているのです。
 今度は私自身がおのれの無知に驚く番でした。

        
                夜の岐阜駅構内・2

 発車してしばらくすると車掌さんによる車内アナウンスがありました。
 車掌さんの方は男の人でした。
 「乗務致します運転手は〇〇、車掌は**です」というアナウンスが自然で清々しく、時代は変わってきたのだと遅まきながら実感しました。

 ついでながら、私のガキの頃の男の子の夢は「列車の運転手になること」が多かったようですが、今は女の子も「運転手さん」を夢見るのでしょうか。 
 そういえば、最近引退を表明された宇宙飛行士の山崎直子さんもいらっしゃったのですから、電車やバスの運転ぐらい当たり前ですよね。

コメント (4)
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