六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

秋の木の実と「恍惚の人」

2008-09-06 17:58:57 | フォトエッセイ
 図書館へ行きました。
 昼の陽射しはまだ夏そのものです。
 しかし、周りの植物たちはすっかり秋の様相を見せ、春先に咲いた花を実りへともたらしていました。

 
 
 これは先般も紹介しましたモクレンの実です。
 ぶら下がった形はいまいちなのですが、ピンクに白い水玉のあしらいは結構愛らしいものがあります。

    

 やたら沢山実を付けた樹があります。
 春先に、スズランのような花をいっぱいくっつけていたエゴノキの実です。
 エゴといっても人間様のように「自己中」ではありませんよ。
 懸命に可愛い実を付けています。
 その三態を紹介します。


 
 のんびり写真を撮ってから、本の返却に向かいました。
 係の姉さん曰く。
 「一冊足りませんよ」
 「えっ」
 と仰天して鞄の中を探しましたがありません。
 どこかで落としたのでしょうか。

 

 お姉さんに謝って、おそるおそる、
 「あのう、これから帰ってまた出かけるのも何ですから、明日返却ということで勘弁していただけませんでしょうか」
 というと、気が抜けたくらいあっさりと、
 「いいですよ、次の予約も入っていませんから」
 と、にっこりと笑顔までサービスしてくれました。

 

 途中、寄るところもあったが、気もそぞろで用件を済ませて家に戻ると
 「あった~」
 忘れるといけないので机の真ん中に乗せて置いたのだが、そのまんま鎮座あそばされていました。
 安堵しながらも、「何が忘れるといけないからだ」と自分自身に悪態をついた次第。

 
 
 最後のものはハナミズキです。
 実が色づき始めましたが、まだ本格的ではありません。
 秋が深まるにつけ、触ると火傷をするくらいの真紅になるのです。
 また紹介しますね。

 

 そんなわけで明日も図書館です。
 そうだ、今日は見てこなかった定点観測の南京ハゼも見てこなければ・・。



コメント
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