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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

花と時事川柳と高野連

2007-05-13 23:56:35 | 社会評論
 しばらく図書館でくすぶっていたが、陽気に誘われて外に出る。
 道一本隔てた県立美術館の庭園を彷徨うと、既に春の花はすっかり姿を消し、初夏の花たちが風情を添える。

 三月に花を付けていた柊南天も、もうこんな実を付けていた(上が三月)。

 

 
 
 他にはこんな花も・・。
 ドウダンツツジの提灯のような花。

 
 
 これは外つ国からやって来たカルシア。正五角形整然とした中に、細やかな装飾が・・。蕾はまるで金平糖のよう。

 
 
 最後はヒトツバタゴ(通称・なんじゃもんじゃ)。まだ樹が若いのと、咲き始めなので、雪が積もったかのようなボリューム感はないが、近くで見ると清楚で可愛い。

 
 
 県美の庭では他にも面白そうな写真が撮れたので、まとまったらアルバムに掲載の予定。

<今週の川柳もどき> 07.5.13

 改憲が解党になる民主党
  (何だかバラバラみたい)

 ざる法がン千万の水許す
  (松岡式浄水器おとがめなし)

 大変だかつらをむしり取られそう
  (アデランスに外資系ファンド攻勢)

 大学の幼児化ハシカ流行らせる
  (各大学で流行っているとか)

 初仕事収賄がらみのクルーザー
  (仏大統領

 結局は事後承認の高野連
  (無能をさらけ出したのみ)

<高野連について>
 まず、国民的常識だった特待生の蔓延にの事実に驚いて見せ(それを知りつつ放置してきたのは高野連なのに)、春に限定した出場停止などのちょこちょことした小手先のごまかしでその広がりを押さえ、事実をただただ追認して、夏の甲子園はひたすら守る

 憲章に照らして事実を裁断するのではなく、憲章を事実に合わせる、なんのための憲章だったのかの疑問は残るが、それも現実的な措置かもしれない。
 ただし、高校野球がアマチュアだとはもう名乗らないことだ。ミニプロ野球としてしっかり位置づけるべきだ。高校野球には、プロで言うオフシーズンすらないのだから・・。
 まあ、金と情報網を持つ学校が勝つと割り切ればいいのだ。

 なお、この問題に「朝日」「毎日」の口が重かったことは明記すべきだ。彼ら自身が高野連と結託しているばかりかその重要な一翼を担い、プロ化したゲームが過熱することが狙いなのだから、公正な報道などできっこないのだ。

 ただし、高野連ミニプロ野球協会に質問がある。
 特待生を採用できない公立高校はどうなるのですか
 いっそのこと甲子園から閉め出して他の形で大会を行いますか?
 そうでなければ、公正の原則は保てないでしょう。
 それとも、文部省の予算で、公立高校も各学校単位に特待生用の経費を認めますか

ATTENTION!
 既成事実を作って置いて、あとから法を適合させる、これはどこかで見た方式ではないか。
 そうなのだ。憲法がまさにこの方式で変えられようとしているのだ。
コメント (2)
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