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今日はなにいろ?

CSI科学捜査班~その3~

2016-04-13 13:53:36 | テレビ
ウォリック・ブラウン

season1~season9最終話
CSI捜査官レベル2→3

この人の最後はショッキングだった。
日本のドラマでも長年活躍していたメンバーが殉死して去っていく作品が良くあるけど、この人の殉職はかなり胸にこたえた。

実は私はウォリックは1話か2話で去って行くんじゃないかと思ってました。
ウォリックはギャンブル依存症で悪い男に目をつけられて脅される。
しかも新人の付き添いを命じられていたのに途中でいなくなってしまい、その間、新人は犯人に殺されるという大失態を犯してしまう。
もうこの人、だめだなあと思ったら…。
脅されていた相手にはうまく立ち回って、解決。新人の死はその時の上司、ジム・ブラスが責任を取って刑事課に左遷されることで型がつく。

その後はギャンブルを絶ち、順風満帆で特に問題もなくシリーズが進んでいくのだが。
season6で突然結婚(この時、キャサリンが嫉妬しているシーンが登場して、ちょっとびっくり。さすが恋多き女)
この結婚がウォリックの人生に暗雲をもたらす。
結婚はうまく行かずseason8の2話で破局。
ウォリックは薬物依存になる。
仕事でも暴発気味になり、ギルが止めるのも無視し事件に深入りし、遂には殺人事件の被疑者になってしまう。
あー、もうダメ(溜息)
と思ったらこれがうまくいくのです。
めでたし、めでたし。
チームのメンバーが祝福に集い、「さあ、また頑張ろう」と別れた後…。
ウォリックは射殺されてしまうのです。
卒業の仕方はいろいろあるけど、転職ならまだしも、殉職ならもう二度と登場することもない。
しばらくちょっと立ち直れなかったです。


season13の7話に「ウォリック・ブラウンの墓」と言うタイトルで、彼の前妻と息子が登場するお話がある。
前妻はウォリックが死んだことでダメージを受け、乱れた生活をしていて、CSIのメンバーにも辛く当たるのだが、何だろうこの女、と思ってしまいました。
離婚してたくせに、そんなに彼が大事だったのなら、もっとつくしてあげたら良かったのに。
遺族年金も手に入って、生活も楽だったはずなのに、仕事を辞めてしまいダメな男と付き合って。
腹立たしくなるストーリーだった。
CSIメンバーは今でも彼を大事に思っていることはよく分かったのだが。

ところで最近ネットでウォリック・ブラウンを演じたゲイリー・ドゥーダンを調べたら、麻薬所持で逮捕されたことが降板につながったらしい。
ドラマの中でさんざん、薬で人生をダメにした人々を相手にしていたのに、何をやっているんだろうねえ、全く。
その後もいいことはないようで2012年には自己破産したとか。
悲しくなってしまいます。