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今日はなにいろ?

映画館での「勿体無い」こと

2006-10-24 11:15:28 | コラム
1800円も出して、映画を観て、これは勿体無い、と思う人をたまに見かけます。

私が映画館で「勿体無いなあ」と思うこと。

1 遅れてやってくる
2 居眠りする
3 途中で帰ってしまう
4 トイレに立つ

「遅れてやってくる」
まあ、5分くらいなら許容範囲でしょう。
しかし、15分くらいだとちょっとキツイかも。
物語の冒頭に”実はエンディングに繋がる鍵が~”みたいなものを置いておく映画もありますから。

言語道断だったのは、1時間も過ぎた頃入ってきたカップル。
「この映画が観たい」と言う気持ちはなかったのでしょうね。
何となく映画を観ようか~ってことになり、やって来たけど、丁度時間が合わない。
1時間過ぎているけど「ま、いいか」ってな感じで。
何となく二人からどよーんとしたやる気のなさが漂っているように感じたのは気のせいだったのでしょうか。

「居眠りする」「途中で帰る」
確かに私も眠りそうになったり、途中で帰りたくなったりする映画、あります。

「ディープ・ブルー」これはあまりに癒されて、眠くなってしまいました。
途中で帰りたくなった映画と言えば「デビルマン」が最強。
でも、もしかしたラストに感動の何かがあるかも、と思いじっと我慢。
結局何もなかったですけどね。

ただ、お金を払ったのに、途中で眠っちゃったり、帰っちゃったりするのは非常に勿体無いなあと思います。

「トイレに立つ」
出物腫れ物で、生理現象は仕方ない。
でも、「わー、こんな所で席を立つの?」って他人事ながら気になってしまう。
わずか5分でも、やっぱりここのシーンを見逃しちゃったら、この映画の良さが消えちゃうんじゃないかって思うようなシーンがありますから。

これが「おうちでえいが」だったら、ちょっと止めて、トイレに立つってことも出来ますが、映画館じゃそうはいかない。

いままで400本近く映画館で映画を観てますが、トイレに立ったのはわずか1度だけです。

その日は連れがいたのですが、その連れが売店で「ビール」を注文。
「ビールとポップコーン」と言えば、黄金のコンビ!
ビール好きな私には抗しがたい誘惑。で、私もビールを注文。

美味いですね、ビールにポップコーン。
映画を観ながらって言うのも乙です。

で、やっぱり生理現象が…。

ただ観た映画が、別にこのシーンを見逃したらこの映画の良さが消えちゃうってほどの映画じゃなかったってのが幸い、って言ったらヘンなのですけどね。

やっぱり映画館でビールは厳禁かも。

ちなみに観た映画は「模倣犯」
連れがなぜこの映画を観たかったかと言うと
「囚人がみんなのお手本になるような、立派な行いをして~」と言う内容だと思ったから、だそう。
それって「模範囚」
と言うオチがつくんです

天使と悪魔

2006-10-24 02:34:50 | 読書感想文
「天使と悪魔」 ダン・ブラウン

「ダ・ヴィンチ・コード」以前に書かれたこの本。
「ダ・ヴィンチ・コード」より面白いと言われているとか。
確かにそうかも。

何しろ、舞台がヴァチカン宮殿。
新教皇選出の日に起きた、しかも新教皇候補の暗殺事件。
これ、よく本を出版できたなあと。
映画になったら「ダ・ヴィンチ・コード」の時のように大騒ぎになるんでしょうね。

主人公のロバート・ラングドン、映画で演じたトム・ハンクスの顔が浮かんできました。
でもこの作品、再びトム・ハンクスで大丈夫なんでしょうか。
かなりバリバリのアクション映画になりそう。
前回の作品は主に暗号解きだったから、思考するシーンが多かったけど(そのため、映画はイマイチ面白くないとか、本を読まないと分からない部分があるとか言われたのかも)

で、今回はバリバリアクションだから、映画にしたらかなり見栄えするだろうなって思いました。
最後なんてヘリからダイブですからね。
007も真っ青です。
フツーに考えたらロバートさん、この本の中で3回くらいは死んでますね。

映画化が決定しているこの作品、映画になったらこの部分はどう撮るんだろうな、などと考えながら読むのもまた一興かも。