バイオの故里から

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ワクシニアトポイソメラーゼにより触媒されるRNA鎖に対するDNA鎖の共有結合

2006年12月04日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願平11-503313 出願日 : 1998年6月12日
公表番号 : 特許公表2001-507241 公表日 : 2001年6月5日
出願人 : スローン―ケタリング・インスティテュート・フォー・キャンサー・リサーチ 外1名 発明者 : シューマン、スチュアート 外5名

発明の名称 : ワクシニアトポイソメラーゼにより触媒されるRNA鎖に対するDNA鎖の共有結合

本発明は、RNA鎖に対してDNA鎖を共有結合する方法であって、(a)トポイソメラーゼ切断部位を含むDNA切断基質と、その部位に特異的なトポイソメラーゼとをインキュベートすることにより、トポイソメラーゼ-DNA中間体[ここで、前記トポイソメラーゼ-DNA中間体は1以上の5’一本鎖テールを有する]を形成することと;および(b)トポイソメラーゼ-DNA中間体の共有結合形DNA鎖を前記RNAアクセプター鎖に対して連結でき、且つ該トポイソメラーゼを解離できる条件において、5’一本鎖テールに対して相補的なアクセプターRNA鎖を前記トポイソメラーゼ-DNA中間体に添加することと、それにより該RNA鎖に該DNA鎖を共有結合するとことを具備する方法を提供する。本発明はまた、RNA分子の5’末端にタグ付加する方法も提供する。本発明は、更に、トポイソメラーゼを使用することにより、インビトロにおいて結合されたDNA-RNA分子を提供する。本発明はまた、mRNAにタグを付加する方法を提供する。本発明は、キャップの形成されてないRNAを除去した後に、キャップを形成したmRNAを使用して、完全長遺伝子配列を単離し且つクローニングする方法を提供する。

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