バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

エイズウイルスへの挑戦

2009年02月22日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
D.I.ワトキンス(ウィスコンシン大学)
 1983~84年にエイズを引き起こすヒト免疫不全ウイルス(HIV)が特定されると,感染を予防するワクチンがすぐに開発されるだろうと専門家を含めた誰もが思った。だが,その楽観論を裏切り,25年たった今も効果的なワクチンはない。 日経サイエンス2009年2月号

SNP部位を含むゲノム領域における被験体のジェノタイプを判定する方法

2009年02月22日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2008-82727 出願日 : 2008年3月27日
公開番号 : 特許公開2008-263974 公開日 : 2008年11月6日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 細野 直哉 外2名

発明の名称 : 新規多型検出法

【課題】コピー数多型の検出・同定に適した新規多型検出法の提供。
【解決手段】SNP部位を含むゲノム領域における被験体のジェノタイプを判定する方法であって、該被験体由来の該ゲノム領域を含むDNA含有試料を鋳型として、該SNP部位のタイピングをインベーダ法にて実施する工程を含み、かつ該工程において蛍光をリアルタイムで測定することを特徴とする方法。蛍光強度が飽和に達するより前の時点における各アレルに対応する蛍光強度の比を用いて、両アレルのコピー数の比を判定する。好ましくは、インベーダ工程の前にSNP部位を含むゲノム領域を増幅する工程をさらに含む。この増幅工程では、複数のSNP部位を含む複数の領域を同時に増幅することができる。さらに、定量PCRと組み合わせることにより、各アレルのコピー数を判定することもできる。 明細書(Text) >> J-tokkyo

耐熱性フラップエンドヌクレアーゼ

2009年02月22日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-58728 出願日 : 2006年3月3日
公開番号 : 特許公開2007-236209 公開日 : 2007年9月20日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 堀江 祐範 外5名

発明の名称 : フラップエンドヌクレアーゼ

【課題】 新規な耐熱性フラップエンドヌクレアーゼを提供する。
【解決手段】 Sulfolobus由来の特定のアミノ酸配列からなる蛋白質、または該アミノ酸配列において1以上のアミノ酸残基が欠失(ただしN末端の51アミノ酸残基の欠失を除く)、置換(ただしN末端のメチオニンを除く)もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつフラップエンドヌクレアーゼ活性を有する蛋白質。本発明の蛋白質は、少なくとも80℃、15分間の加熱処理を行ってもフラップエンドヌクレアーゼ活性を失わず、SNPのタイピング法の一つであるインベーダー法への応用および遺伝子組換えや遺伝子シャフリングへの応用に有効な耐熱性フラップエンドヌクレアーゼとして利用することができる。 明細書(Text) >> J-tokkyo

喘息の遺伝的素因検査方法

2009年02月22日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2004-344352 出願日 : 2004年11月29日
公開番号 : 特許公開2006-149276 公開日 : 2006年6月15日
出願人 : 日立化成工業株式会社 外1名 発明者 : 小原 和彦 外2名

発明の名称 : 喘息の遺伝的素因検査方法

【課題】喘息に関連する遺伝子多型およびハプロタイプを明らかにし、喘息の遺伝的素因の検査方法等を提供することを主な目的とする。
【解決手段】被験者から採取された核酸における、下記(i)および/または(ii)に対応する遺伝子多型部位の塩基形態を検出し、喘息の遺伝的素因を検査する。 (i)特定の配列のT-bet遺伝子上のプロモーター領域に含まれる第-1993部位の塩基 (ii)特定の配列のT-bet遺伝子上のエキソン1に含まれる第390部位の塩基  明細書(Text) >> J-tokkyo

遺伝子病、癌等の病態解明や診断、治療

2009年02月22日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平8-78730 出願日 : 1996年4月1日
公開番号 : 特許公開平9-271384 公開日 : 1997年10月21日
出願人 : 大塚製薬株式会社 発明者 : 片桐 豊雅 外8名

発明の名称 : ヒト遺伝子

【課題】各種組織での遺伝子発現の検出、その構造及び機能の解析、これによりコードされるヒト蛋白の遺伝子工学的製造、その発現物の解析等による関与疾患、例えば遺伝子病、癌等の病態解明や診断、治療等を可能とするヒト遺伝子を提供する。
【解決手段】配列番号:1に示されるアミノ酸配列をコードする塩基配列を含む新規なヒトADDL遺伝子(ヒト・アデューシン様70遺伝子)が提供される。 明細書(Text) >> J-tokkyo

2型糖尿病の発症の危険度を判定するための検査方法

2009年02月22日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2002-338978 出願日 : 2002年11月22日
公開番号 : 特許公開2003-245087 公開日 : 2003年9月2日
出願人 : 三共株式会社 発明者 : 安雲 浩明 外2名

発明の名称 : 遺伝子診断方法

【課題】2型糖尿病の発症の危険度を判定するための検査方法、および該方法に用いられ得るプローブまたはプライマーとして有用な核酸の提供。
【解決手段】ヒトゲノムDNAを含む試料を検査し、遺伝子多型解析方法を用いてヒトゲノムDNA中のアンジオポエチン関連蛋白質3遺伝子の第2イントロンの1038番目から1048番目の位置における遺伝子多型を特異的に検出する。 明細書(Text) >> J-tokkyo

β型ゼオライトを利用したタンパク質のリフォールディングに成功

2009年02月22日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
タンパク質は、多種多様な機能を持つ重要な生体高分子であり、近年では、薬剤スクリーニング標的やバイオ製剤としての需要が益々高まっています。現在、大腸菌などの微生物を用いて特定のタンパク質を大量生産することは容易ですが、生産されたタンパク質のほとんどが不活性な不溶性タンパク質になってしまうケースが珍しくありません。研究室の開発レベルでは今のところ希釈法が多く用いられていますが、可溶化したタンパク質溶液を極短時間の間に数百倍に希釈する必要があるため大型化が困難です。そこで、本研究では、β型ゼオライトを用いて不活性タンパク質の機能を復活させる(リフォールディング)技術を見出し、タンパク質の大量生産につながる手法を考案しました。NEDO >> 【産技助成Vol.90】

 

ゼブラフィッシュを用いた転写制御機構の解析

2009年02月22日 | 創薬 生化学 薬理学
 ゼブラフィッシュは,体長約4-5cmのインド原産のコイ科の熱帯魚です(図1).熱帯魚屋さんでゼブラダニオという名で百円くらいで売られています.早い発生・世代交代期間,多産,飼育が容易,透明な胚・幼魚などの特徴があり,遺伝学や実験胚発生学的手法が活用できます.なぜ,医学の大学で魚なのか?マウスでは解析困難な局面をゼブラフィッシュで補完できることと,ヒトからある程度離れた動物種を解析することにより初めて発見できることが多いからです.http://mol-devserver.tara.tsukuba.ac.jp/official/Project_Introduction/zebra_project.html



なぜ国立大の借金をわれわれが返さなきゃいけないんですか?

2009年02月22日 | 医療 医薬 健康
 社団法人国立大学協会の資料によると、医学部がある国立大学の借入金は現在
1兆円を越えており、最多の東大は679億円、一番少ない大分大学でも53億円の借
金があるそうです。この借金の一部は、大学病院が返済している格好です。
 「国民のために教育しているのに、なぜ借金をわれわれが返さなきゃいけない
んですか?」。山形大医学部長の嘉山孝正氏の講演での一節を引用しながら、
本田宏氏がブログで問題を提起しています。
◆本田宏の「勤務医よ、闘え!」
国立大の借金1兆円―なぜ現場が背負わされるのか
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_35316_82027_4

本田宏の「勤務医よ、闘え!」
2月27日(金)の「朝まで生テレビ!」に出演します
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_35316_82027_19