化学業界の話題., knak 2017年9月 7日
武田薬品工業とノイルイミューン・バイオテック(Noile-Immune Biotech)は9月4日、次世代型キメラ抗原受容体発現T細胞(CAR-T)療法に関する提携契約を締結したと発表した。
武田薬品は100%子会社であるMillennium Pharmaceuticals, Inc.を通じ、ノイルイミューンと契約を締結した。
CAR-T細胞はがん細胞表面抗原を認識する一本鎖抗体とT細胞の活性化を誘導する分子の細胞内シグナル伝達領域を融合させたキメラ抗原受容体(Chimeric Antigen Receptor: CAR)をT細胞に遺伝子導入し作成する。CAR-T細胞は、がん細胞を特異的に認識し活性化・増殖してがん細胞を殺傷する。
http://blog.knak.jp/2017/09/car-t.html