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私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

台湾のアカザとギギに会いに・・・: アヂアヂ台湾お魚旅㉟

2019-01-06 15:49:59 | 夏の台湾の魚たち
2019年1月6日(日)

5ケ月の前の思い出話の再開。
もうかなり忘れてる。
同行の若(き研究者)と腐れ縁の友、記憶に間違いがあっても許してくれいっ!


台湾6日目(8月4日)

「台湾固有のギギやアカザのいる所に行きませんか?」 若が言う。
「行く行くっ!」

若は、文献や自らの足で得た情報をたっぷりデータ化してる。
いろんな魚種の生息域をほぼほぼ把握しているのである。

ちなみにタイワンギギは、現地では台湾拟鲿 Pseudobagrus taiwanensis
さらに、タイワンアカザは、台灣鮰 Liobagrus formosanus などと呼ばれてるのだが・・・

意気揚々と路地端の流行ってる食堂で朝飯。


こんな川や


「う~ん・・・水も多いし流れも速いし・・・若に任せとこ」 ロートル組は動かない。

あんな川や


「ええやんけ! ちょっくら行ってくる」 と、若に続いて友も胴長をはく。
「釣りでもしとるわ」 と、私。

アウトドアを楽しんでる人たちがいた渓流や


「あれっ! シノガストロミゾンの幼魚ちゃうか?」
「ボク、台湾でまだシノガストロミゾン採ったことないんです」 と、若。
「よっしゃワシも入るっ!」 と、全員であせりつつ用意してガサ。
胴長を持ってこなかった私は、岸辺でチョボチョボと。

バンパカパーン! 3つの流域成果をまとめて発表!

釣り部門

もはや顔なじみのタイワンアカハラとスイシャハゼ


ガサ部門

釣った魚にくわえ
これまた顔なじみの短吻紅斑吻鰕虎


そしてタイワンリザードとタイワンハナマガリの幼魚


リザードをすっかりシノガストロミゾンと見間違えてたのである。
ヒトの脳は、実に都合の良い映像に作り変えてくれるもんだ。
今のプリクラ的画像改良機能と同じようなもんかもなあ・・・

結局、ギギにもアカザにも会えぬまま・・・あっさり塩味焼きそばを食べながら・・・


「パララスボラの生息地にでも行ってみますか?」 という若の提案に
またまたホイホイとのっかるロートル組なのであった。