私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

「ほぼ命がけ サメ図鑑」いいね!

2019-01-10 09:57:40 | 書籍紹介
2018年1月10日(木)

「ほぼ命がけ サメ図鑑」沼口麻子著 講談社 2018年 1800円


興味本位で読んでみたら・・・面白いのなんの!

私の中にあるサメへの偏見や誤解を拭い去っただけでなく
硬骨魚類についての誤まった情報もたくさん教えてくれた。

沼口さん、命がけになるほどサメが好きなんだってことと
その好きなサメのこと、正しく詳しく伝えていこうとしてることが
ヒシヒシと感じられる良い本だ、と思った。

いい仕事してますねえ。
本が売れないと意味がないので、内容には一切触れないケド・・・

なりたかった職業につけたとしても
やりたかった分担や業務にさける時間はほんの数割もあればよし。(と、職場の先輩の一言)
やりたかったことでちょっぴり成果を挙げたとしても世間から見れば至極あたり前。
むしろ、苦虫をかみつぶして取り組んだことでの滅多にない成果の方が財産になってたりする。

食ってくためにキリキリ痛む体や心を抱えて金をかせぐ、というのは仕事の道理の1つだケド・・・
たまに、感謝やお褒めの言葉
「ありがとうございました」
「あなたのおかげです」
「すごいですね」なんてのをいただいたり
「ひょっとしたら、人や世間の役に立ってるのかもしれない」と感じたりするとき
つくづく仕事っていいなあ~って思ったりする。

きっと沼口さんもやりたいことのためのやりたくない膨大なこと、こなしてんだろうなあ。
昆虫博士の丸山さんやバッタ博士の前野さんの本と同じ熱いものが流れてると思った。

この本、私の役に立ちました!
コメント (2)
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