イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

泡てないアワてない

2009-05-08 21:46:44 | 

 先日、知人宅で“小打ち上げ”の際、付き合いで思い出せないくらい久しぶりに缶チューハイってやつを飲んだのですが、人間の味覚って変わるもんですね。8090年代には結構イケていたんですが、いま飲むと甘いこと甘いこと。KIRIN氷結アセロラ“糖類0(ゼロ)”、alc.5%、これでもかなり缶チュー界においては甘みをおさえた製品だと思います。喉が渇いたとき、ジュースのように一気に飲むのには適しているかな。糖質0もくたばれメタボ!な時流に合っている。

ただこの系統の甘さは、料理や食事をより美味しくするパートナーにはどう考えても向きませんな。同じ泡系でも炭酸の泡は、胃の中で胃壁にプチプチ当たる感じで、内臓がツンツク冷えるような、あまり気持ちのよくない酔い方になります。ソフトドリンクでもコーラやサイダー、ファンタなど炭酸ベースのものが昔から苦手な月河には、アルコールの炭酸割り自体が体質に合っていないのかも。

20年ぐらい前は、チュー梅やチューライム2杯ぐらい空けつつ普通に焼鳥とか寿司とか食べてたのが自分でも信じがたい。ま、当時は、「ビール大ジョッキ、ガー行くより異性的にカワイク見えるだろう」という、プチ邪まな自意識があったことは否定しません。

結局、打ち上げ解散後、コンビニでSAPPORO北海道限定“道産素材”を買って帰宅。先月21日から発売されたこの銘柄、既発の“生搾りみがき麦”より、さらにスパッとした飲みクチで、最近贔屓なんですよね。ジャーマンポテトとか、シシャモの生干しなど、畑のものにも海のものにも合います。チーズ、サワークリームなどを使った“乳系”料理ともナイスマッチ。国産ビール他社の製品に比べ、SAPPOROの魅力はこういうところだと思うんです。料理を楽しむ邪魔をしないんですね。地元食材との相性がいいのかもしれません。

もちろん、当地では他地域に比べて、スーパーでもコンビニでも“いい位置”に陳列されているのが同社製品、というお膝元的営業力にまんまと乗せられているということもあり。

マットホワイト地に、同社のシンボルの☆マークの、クリスマスツリーの飾りを思わせる赤も素朴な感じ。ビールの缶の手触りマット感、特に持つところがザラッとしているのは、何か好きですね。ビールの“サッポロCLASSICと並ぶ、発泡酒ジャンルでのローカル・スタンダードとして定着してほしいところです。

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