イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

内面はどうかな

2008-01-15 17:06:01 | テレビ番組

34日前ですか、まさに「昼ドラか!」なニュースがありましたよね。

イギリスでしたか、幼時から別々に、双子のきょうだいが居ることも知らされずに育てられそれぞれ成人した男女が、もちろん双子と知らず恋愛して結婚したが、その後双子とわかり、裁判所は近親結婚として婚姻無効の判断を下したとのこと。

これ、記事によると、ある上院議員が“知り合いの裁判官から聞いた話”で、当事者たちの名前や個人情報、画像はもちろん、何年頃起き、何年後に露顕して裁判マターになり、裁定までにどれくらいの時日を要したのかも明らかにされていない、雲をつかむような話です。

最悪、その上院議員氏が「だから体外授精や代理母などの不妊対策で生まれた子供にも、遺伝子上の親が誰なのかを知る権利を保証しなければいかんのだよ」という持論を補強するための、真赤な作り話の可能性も全否定はできません。

本当に実話なら、まずはカップルの2ショット写真、できれば挙式写真ぐらいは見せてもらわないと「あー本当にあるのね、あったのねそういうこと」と、部外者にはにわかに納得できませんわね。

見ないと当然、気の毒だとかせつないだろうなとかの情もわきませんから、「こういうかわいそうなカップルをまた作らないために遺伝上の親情報の告知はすべきだ、そうだそうだ」と上院議員氏の主張にも積極的には同調しにくい。

まぁ、男と女の双子なら二卵性に決まっており、ならば遺伝学的にも、普通の、年齢の近いきょうだい並みのはず。別々の環境で成長してきて、ある日あるとき偶然出会った2人なら、お互いに、似ていることすら意識しなかったのではないでしょうか。

おもしろいなと思ったのはむしろ後段の部分。“専門家”の意見として、「双子であってもその関係を知らない場合、ほかの異性の人よりも、自分に似た相手により強くひかれる傾向があるようだ」と引用しています。

えーーーーッ。まるっきり『真夏の薔薇』の論法じゃないですか。

♪みちびかれるように めぐり会えたDestiny (『悲しみのためじゃない』)

…あちらはドラマだから、“あり得ねーよ”が成立してしまった(しかも、後から“本当は血縁なかった”の救済措置つき)けど、実際、異性に惚れるとき“自分に似た相手により強くひかれる”なんてことあるかな。

むしろ、自分にないもの、自分と違うところを数多く持った相手のほうが新鮮で、ときめきもあって、惹かれやすいと思うんですがね。

男性と女性、そもそも相互補完し合うために存在するのだし。

少なくとも月河はあれだな、いままでの人生で、純・片思いも含めて多少なりとも恋愛感情抱いた異性をズラッと一列に並べ(そんな何万人もはいないけど)(当たり前だ)、その先頭に自分が立って、「さてお立ち合い、似てるか似てないか?」第三者に首実検してもらったら、似てるって言われるヤツひとりも居ないと思う。て言うか言われたくないし。似たくないし。誰にも。

 それより先に、たぶんヤツらも全員、こっちに似たくないと思う。このほうが確信持って言えるな。うん。

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