弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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【マネジメント】起業のリスク

2019年11月06日 08時39分53秒 | マネジメント
おはようございます!
今日も快晴な…たぶん武蔵小杉近辺。

はい、朝からお出かけ中です。
というか、今日はこれから出張です。その前にちょっと思い立って弁理士会に立ち寄ろうかと。
毎度毎度行き当たりばったりな自分に嫌気がさしますが、
でもまあそれも自分の味と思って上手に付き合うしかないな、と思うようになった40代後半戦。

さてさて、ちょっと気になったこちらの記事

さすがに今の時代にあって自分が「おじさん」であることは自覚していて、
そんな「おじさん」の目線からすれば
“いやー、まずは一旦はちゃんとした企業に就職して、社会人としての基礎を身に付けて…”
なんてことを言いたくなることもあるけど、

実際のところ、「新卒後に就職せず起業」という選択肢を採る方にお会いする方が多い。
そういう方が経済・社会的にどういう状態にあるのかを研究したとの記事。

研究を行ったのは、リクルートワークス研究所。
“30歳以上の男性で、「初職において就業形態が会社役員だった人」と、「初職が正規の職員・従業員だった人」を比較した”
とのことで、そのデータがまとめられている。

(以下「事業構想」より引用)
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統計学的な分析で、年齢をコントロールしてもなお、初職起業における正の影響が出たことから、経済面では継続的に良い影響が出ている可能性がある。また、この研究ではストックオプションなど、起業家向けの報酬はカウントしていない。これを加算すると、初職起業者の経済状況はさらに良くなるかもしれない。

「注目したいのは、年収50万~100万円の層については、初職が正規社員だった人の方がむしろ割合が高く、年収50万円未満の人ではどちらもあまり変わらないという点です。一般に信じられているよりは、初職で起業して大失敗し、貧しい暮らしを送っているという例は少ないのかもしれません」。

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(引用終わり)

確かに、身の回りの起業家の方々を思い浮かべても肌感覚的にそう違和感はない
(まあ、身の回りにいる時点である程度フィルターがかかっているという面もあるが)。

近年だと、起業のリスクよりも就業におけるメンタルヘルスのリスクの方が高いんじゃないかな、と思ったり。
どれだけ自己決定をできるか、という意味では起業してしまった方が、余計なところで心身削がれない分良いパフォーマンスができて好循環を作れるんじゃないかな、と思ったり。

ただその前提として、やっぱり社会で生きていくための基本的な立ち居振る舞いを、その前の段階で身に付けておく必要はあると思うんだよなぁ。
…とおじさんはやっぱり思うのです。
そうした修養は、たぶん起業したとしても就職したとしても同じように自分の身を守るスキルなんじゃないかな、と。
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