弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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【知財記事】ブラック オア ホワイト?

2019年11月01日 08時33分07秒 | 知財記事コメント
おはようございます!
晴天!秋晴れ!気持ちいいっ!  な@湘南地方です。

さて、今日はこんな記事

(FNN PRIMEより引用)
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“新卒入社してよかった会社”で省庁で唯一「特許庁」がトップ10入り…直接聞くと“超ホワイト”だった

…これは、OpenWork登録ユーザーで、2012年以降の新卒入社でその企業に1年以上務めた20代社員の意見を集めたもの。
会社評価レポートの投稿時に「あなたはこの企業に就職・転職することを親しい友人や家族にどの程度すすめたいと思いますか?」との質問に10点満点で答えてもらい、得点を集計した「新卒入社NPS平均」で順位を付けたという。

(中略)

世界に名だたる企業が肩を並べる中、ひときわ異彩を放っているのが10位の「特許庁」だ。
唯一の省庁としてトップ10入りし、職員がつけた平均得点は7.727となかなかの大健闘を見せている。
またOpenWorkが5点満点で付けた特許庁の総合評価は★4.41個で、これは官公庁業界平均の★3.13個よりも頭一つ抜きんでている。

OpenWorkの分析によると特許庁は官公庁業界の平均と比べて、残業時間が短くて有休消化率が高く、待遇・士気・風通し・成長環境・法令順守意識など全ての項目において業界平均を凌駕しているという。

(以下略)
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(引用終わり)

上記記事の後にインタビュー記事が続くわけですが、ここのくだりはすごく納得。


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――ではなぜランキング上位に入れたと思う?

特許庁の業務は、高度な技術・法律的知識を活用しつつ、強い独占権である産業財産権を適切に設定するという責任ある仕事を行っております。
また、産業財産権に関する専門性を習得(スペシャリスト)した上で、発明の保護のみならず、創造及び活用に広く携わっています(ゼネラリスト)。
そのように、専門性を有しつつ、最先端の技術等に触れ知的好奇心を日々刺激されながら、知的かつ責任のある仕事を行うことができていることから、職員の充実感も高いのではないかと考えています。

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…すごく納得、なのに、なぜだろう、これが弁理士業界になるとブラックなお話が多め。
「長時間労働には向かない業務」なのは一緒なはずなのになぁ。
そんな弁理士業界、昨日は弁理士試験の最終合格発表がありました。
結果についてはこちら

合格率が多少上がったほかは、前年度とそう大きく変わる数字でもない。
「短答試験免除者」が60.6%ということは、前年度までに短答クリアしていて今年は論文から、って人が過半数ということか。
長期トレンドでみると、志願者数が今や4千人を切っている状態なのね…

まあ弊所がどうなのか、というと、
ブラックでもなくホワイトでもなく、ブライト(bright)でありたいなぁ、と思います。
(天下○品でいうところの「こってり」でもなく「あっさり」でもなく「こっさり」みたいな感じで)
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