らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

日本の英語表記が何故「JAPAN」

2023-10-05 | 雑学

日本を英語で「Japan」と言いますが、何故、似ても似つかないこの表記になったのでしょうか?
皆様は疑問に思ったことはありませんか?

「Japan の由来」
調べてみると、この表記はマルコ・ポーロの勘違いから生まれたという説があります。
日本を初めてヨーロッパに紹介したのは、ご存じのように冒険家のマルコ・ポーロです。
そのマルコポーロが「東方見聞録」を記す時、中国人が福建語で「ジペンクオ」といったのを「ジパング」と勘違いし、そのまま書いてしまったと言われており、そこから生まれたのが「Japan」という英語表記という説です。
実は、マルコ・ポーロは日本を訪れたことは無く、中国人に日本のことを聞いて「東方見聞録」を書きました。

他には、現代中国語における「日本」の発音のカナ表記は「リーベン」ですが、実際には「リーベン」と「ジーベン」の中間で読まれます。
しかし、隋の時代では、「日」は「ジツ」と発音するのが一般的だったようです。
そして「本」の字も地域によっては「ベン」と「ペン」の中間くらいで発音されており、人によっては「日本」を「ジーペン」と呼ぶこともあったそうです。
この「ジーペン」は「ジパン(グ)」にも聞こえることから、マルコポーロがイタリア語で「Zipangu(ジパング)」と表記し、さらにこれを英語に翻訳する際、「Japan」に変化したのではないかと言う説です。

更に、国土の広い中国では、地域によって発音が大きく異なり、「日本」の発音もさまざまなものが使われていました。
南方では「ニッポン」に近い発音がされていたのですが、これがポルトガルやスペインに伝播し、それぞれ「Japao(ジャパウン)」「Japon(ハポン)」となります。
これがさらにフランス語や英語に移され、「Japon(ジャポン)」「Japan(ジャパン)」となったとする説です。
つまり、もともとは「ニッポン」という発音から始まり、各言語を経るうちに表記や発音が変化し、英語に取り入れられる際に「ジャパン(Japan)」となったという説です。

どの説が正しいかは不明ですが、いずれにしても中国での呼び方が起点となっているところは確かなようです。


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1 コメント

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ニッポン  (もののはじめのiina)
2023-10-05 09:19:08
> 「ニッポン」という発音から始まり、各言語を経るうちに表記や発音が変化し、英語に取り入れられる際に「ジャパン(Japan)」となったという説
うなずける説です。

もともと国はなく、自由勝手に行き来が出きていたのに、いつから国ができてしまったのでしょう・・・( ^ω^)❔

村や町から国がてきたせいで争いごとが生じ、そのことで殺し合ってますから、ニンゲンはエゴ抜きに論じられません。


> 満腹で仰向けに寝ている蛙の姿は最高です。
カエルは案外と愛嬌がありますね。
  そのせいなのか、絵文字はカエル君たちではじまります。

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