17日から昨日まで休ませていただきました。今日からブログを再開しましたので、引き続き宜しくお願いします。
休んでいた10日間に、J旅行会社の海外旅行「イタリア浪漫紀行 10日間」のツアーに参加してきました。
このツアーはイタリア半島の北から南までの主要観光地を巡るもので、北に位置するミラノからスタートし、ヴェローナ⇒ヴェネツィア⇒フィレンツェ ⇒ポンペイ⇒アマルフィ⇒
カプリ島⇒ローマの順に、主に世界遺産を観光するものです。
今回のツアーの参加者は、地元関西に在住されているご夫婦や新婚さん、3人姉妹と見間違えるほどの若い美しいお母さんとその娘さん姉妹、母親を海外旅行に招待した孝行息子さん親子、祖父と女子高校生のお孫さんの二人連れなど、20名の個人やグループでした。
そこで今日からこのツアーの日程に沿って、素晴らしいイタリアの遺跡や風景などをご紹介していきます。
第1回目の今日はミラノの世界遺産をご紹介します。
私たちツアーの一行は関西国際空港からイタリアのローマまで、アリタリア航空の直行便で行きました。
日本からイタリアは流石に遠く、機内のフライトマップに表示されたローマまでの航空距離は約1万キロメートル、フライト時間は13時間ほどを要し、更に、ローマから国内線に乗り換えてミラノまで約1時間10分のフライトを経て、夜中の11時前にホテルに着くと云うハードなスケジュールでした。
・関空に駐機中のアリタリア・イタリア航空です。この飛行機でローマに飛び立ちました。
「ミラノ」
先ず、イタリア共和国は面積が30万1328k㎡で国土は日本の約80%、人口は日本の約半数の5800万人ほどの国です。
そして、私たちの観光がスタートするミラノは人口130万人余りの町で、イタリア第2の都市です。
ミラノには、ゴシック建築の最高傑作と云われている「ドゥオーモ(大聖堂)」、何百年もの歴史に培われた建築物や芸術作品、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐」などの世界遺産があります。
また、ミラノコレクションでも知られているように古くから服飾・繊維産業などファッション関連の産業が盛んな町でもあります。
このような建物が普通に建ち並ぶミラノ市です。
「ドゥオーモ(大聖堂)」
このドゥオーモはゴシック建築の大傑作とも言われています。
ドゥオーモの最初の石は1386年に大司教アントーニオ・サルッツォとミラノの領主ジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティの要求により、古代からあったサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の場所に置かれたそうです。
途中、宗教改革による中断がありましたが、最初の石が置かれてから430年後の1813年にナポレオンによって完成したそうです。
天に突き刺すように伸びている尖塔は135本あり、その一つ一つに聖人が立っています。
一番高い位置に金のマリア像が輝いていており、昔はこのマリア像より高い位地に建物を建ててはいけないとされていたそうです。
「ドゥオーモ(大聖堂)の内部」
荘厳な内部ではミサが行われていました。
「サンタマリア・デレ・グラッツェ教会」
支配者スフォルツァ家の命によりグィニフォルテ・ソラーリによって1469年に完成されたゴシック様式の教会です。
この教会に向かって左側にある修道院の食堂にレオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」の絵画があります。
・左端の黄色い建物が修道院の食堂です。
サンタマリア・デレ・グラッツェ協会の中庭です。
「最後の晩餐」
「最後の晩餐」は、レオナルド・ダ・ビンチが、彼のパトロンであったルドヴィーコ・スフォルツァ公の要望で描いた絵画で、キリスト教の聖書に登場するイエス・キリストの最後の日に描かれている最後の晩餐の情景を描いているもので、1980年に世界遺産に登録されています。
この絵画は、ヨハネによる福音書13章21節より、12弟子の中の一人が“私を裏切る”とキリストが予言した時の情景を描いたもので、壁画は420 x 910 cm の巨大なものです。
1495年からから制作に取りかかり、1498年に完成したもので、ほとんどの作品が未完とも言われるレオナルド・ダ・ビンチの絵画の中で、数少ない完成した作品の一つと云われています。
「最後の晩餐」は世界中からの観賞予約が多く、ツアーによっては予約がとれず、鑑賞できない場合があるそうです。
幸い、私たちのツアーでは J旅行会社の努力により観賞することが出来たものであり、本物の壁画の素晴らしさを堪能しました。
・中央がイエスキリストです。
裏切り者は左側から顔の位置4人目の頭髪が黒い人物で、イスカリオテのユダです。 イエスを裏切った代償としての銀貨30枚が入った金入れの袋を握ったとされています。
「ヴィットリオ・エマヌエーレ・2世・ガッレリア」
1877年に完成したこのアーケードはスカラ座へと続いています。
舗道の両側にはカフェやレストラン、書店、ハンバーガーショップなどが並び、また天井付近には絵画が、舗道にもモザイク模様のタイルが敷かれているエレガントなアーケードです。
・舗道にはこのような見事なモザイクが広がっています。
いま、iinaもちょうど「ローマから日本が見える」塩野七生を読んでいるところです。
しかも、この記事[イタリア旅行(1)ミラノ]の中で、行った処がります。とはいっても、・・・
・・・ お察しのとおり関空でした。
浪漫紀行の記事がたのしみです。
私も同じコースを主人と旅したので
懐かしく思い出しました
らいちゃんの記憶力、記録力、好奇心の旺盛さに感動しています。