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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

果物と野菜の違い

2020-03-08 | 家庭菜園

スーパーの果物売り場にはいろいろな果物が並んでいます。
八朔、伊予柑、はるみミカンなどの柑橘類やバナナ、アボカド、リンゴ、イチゴなど、美味しそうな果物が所狭しと置かれています。
これらの果物の中には小生も栽培しているイチゴがありますが、果たしてイチゴは果物なのかと、ふと疑問になりました。

私は、果物は果樹に実る果実で、野菜は畑に植えられる一年草にできる作物と解釈していますが、皆さんはどのように思われますか?
そこで、きょうは果物と野菜の違いについて調べることにしました。

「基本的な分類基準」
農林水産省のHPによれば、果樹とは、2年以上栽培する草本植物及び木本植物であって、果実を食用とするものを「果樹」として取り扱い、一年生草本植物を野菜としています。

従って、一般的には果物とは呼ばれていないと思われる栗や梅などを果樹としている一方で、果物と呼ばれることのあるメロンやイチゴ、スイカなどは野菜として取り扱っています。
このようにイチゴやスイカ、メロンは野菜として分類されているのですが、生産や出荷の統計上では、これらは果樹として分類されているのです。

「果物と野菜の違い」
改めて、果樹と野菜の違いについては、概ね下記のようになります。
「野菜」は、食用に供し得る草本性の植物で、加工の程度の低いまま利用されるものを言います。
「果実」は統計上果樹として分類しており、永年作物などの木本類を言います。

簡単に言えば、
「野菜」・・・種を蒔いた後1年で花を咲かせ、その後枯れる1年草本類を言います。
「果実」・・・木や蔓のまま何年も成長する多年生の木本類の果実を言います。

「結論」
結論としてイチゴやスイカ、メロンは基本的には野菜となります。
しかし、これらについては、生産者は野菜として育て、販売者は果物として売り、購入者も果物として買い、農林水産省は果樹として統計を取るという、とてもややこしい作物になっているということでした。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
イチゴ スイカ メロン  (iina)
2021-01-27 10:14:34
.> イチゴやスイカ、メロンは野菜として分類されているのですが、生産や出荷の統計上では、これらは果樹として分類されているのです。
意外ですね。
スイカは前から論じられていて野菜と知ってましたが、イチゴまでが野菜とは・・・。

コロナ自粛しないと罰則くらって、倒産しても存じませんとされては、飲食業などはお先真っ暗ですから、「金が信念」にならざるを得ませんね。
かといって、個々の良心だけではコロナは鎮静しそうにありません。


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